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ふぃる
社会人として働きながらおすすめ映画や映画のロケ地などを紹介しています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

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映画『ヲタクに恋は難しい』ロケ地を紹介!ビッグサイトや109も登場?

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Contents

あらすじ

26歳OLの桃瀬成海は、転職先の会社で、幼馴染の二藤宏嵩と再会する。

ルックスが良く仕事もできる宏嵩は、実は廃人クラスの重度のゲームヲタク。そして成海もまた、マンガ・アニメ・BLをこよなく愛する隠れ腐女子であった。

周りの人々にヲタクだとバレる「ヲタバレ」を何よりも恐れている成海はその本性を隠しており、真実の自分をさらけ出せるのはヲタク友達の宏嵩の前だけ。

会社が終れば2人はいつもの居酒屋でヲタ話に花を咲かす。

男を見る目がない事を嘆く成海に対して宏嵩は「ヲタク同士で付き合えば快適なのでは?」と交際を提案。

こうして2人はお付き合いをすることに。

お互い充実したヲタクカップルライフを始めるはずだったが、時に恋愛とは我慢、妥協、歩み寄りが必要なもの。

”恋愛不適合”な2人には、数々の試練や困難が待ち受けていた!

ヲタクに恋は難しい 公式サイト

おすすめポイント

おすすめポイント
  1. 高畑充希の歌が上手い
  2. 福田組のイカレ具合
  3. アニメキャラのオマージュ

感想・解説(ネタバレあり)

良かった点・気になった点

予告を見ていた限り、ミュージカルの要素を取り入れている作品という事は情報にありましたが、かなりミュージカルのシーンが多い印象でした。

しかしそのシーン以外は基本的に原作の内容をアレンジしながら物語が進んでいったので、原作ファンとしては見ごたえのあるわくわくするような映画だったと思います。

映画館に来ている客層も若い人が多く、特に女子が多い印象でした。

原作ファンも女子の方が多いみたいなので、楽しみにしていた方がたくさんいたのだと思います。

ミュージカルシーンは、主人公の山﨑賢人高畑充希を始め、菜々緒斎藤工なども歌やダンスをしています。

特に山﨑賢人がオープニングで踊っている場面は、なかなか見ることが出来ないシーンの一つ。

高畑充希はとにかく歌がうまいです。キャスティングも歌の上手さを考慮しての事だと思います。

オープニングで、東京ビッグサイトの前で踊るシーンがあるのですが、盛り上がるオープニングに相応しい曲だと感じました。

しかしそれがピークでそれ以降はバラード調のミュージカルシーンが続きました。これは大ヒットミュージカル映画の「ラ・ラ・ランド」と一緒だなと思いました。

ラ・ラ・ランドも最初の車の上で踊るシーンが盛り上がるピークで、それ以降は衰退していく印象でした。

ただ単に物語が衰退していくわけではなく、福田雄一作品常連の三人組が笑いを取ったりと、いい感じにバランスが取れていたと思います。

福田組

三人組
  • 佐藤二朗
  • 賀来賢人
  • ムロツヨシ

この三人が出ると何が起こるかわかりません。

特に佐藤二朗はオープニングから全開で笑いを取りに来ていました。

セミナー?みたいな感じで後輩社員に講義をしていたのですが、内容が全然入ってこなく、とにかく笑いを堪えるのに必死でした。

もし自分があの場所にいたら、絶対笑う自信があります。そしていつまで続くのかわからないくらい、佐藤二朗のシーンが長かったです。

そして賀来賢人もやばかったです。安定のいかれた演技が最高に良かったです。

今作ではオリジナルキャラクターとして出演していましたが、原作で言う樺倉さん的な立場で、宏嵩の隣にずっといます。

宏嵩と坂元の会話シーンが多かったので、2017年の映画『斉木楠雄のΨ難』での山﨑賢人と賀来賢人の絡みを思い出しました。樺倉さんは結構後の方に出てきたので、宏嵩とはほとんど絡みがありません

ムロツヨシはバーのマスター。あまり出番はありませんでしたが、存在感をしっかりと出していたと思います。

最初の登場シーンで、宏嵩にバーボンを注文された時に「それは黒ずくめの組織のコードネームの…」と言っていた所がおもわず笑ってしまいました。

四人のキャラ

それにしても原作のメンバーはおなじみの四人:宏嵩・成海・樺倉・花子が出演していました。他のキャストはオリジナルキャラクターだったので、原作を知らない人でも普通に気兼ねなく見ることができます。

というかむしろ原作とはまったく別の作品くらいに捉えてもいいかなと思います。樺倉さんが最初に登場した時は、成海に対して怒っていて、原作よりも怖いキャラでした。

原作では少しとっつきにくい感じはありますが、怖いって感じはしません。そこは少し脚色されていました。

途中からはだいぶキャラが変わり、成海に対して花子の愚痴を言うシーンでは、普段見たことのないような斎藤工の表情を見ることが出来ます。

愚痴を言う斎藤工の演技が凄すぎて、高畑充希が笑いを堪えていました。というかむしろ笑っていました。

そのシーンを使う福田雄一監督も凄いなと思いました。

宏嵩がバーで飲んでいるときに、花子からお酒を奢ってもらう場面があります。

一気に飲んだのですが、まさかの麦茶だったので騙されていると気づき、目を見開いて驚いてる山﨑賢人は、今まで見たことがないような表情。

今後見ることはできない映像だと思います。

エヴァネタ?

今作は数多くのアニメのパロディやセリフなどが使われていました。

僕はあまりアニメを見ないのでわからなかったですが、一緒に見た友人は元ネタを知っていたので、そういうのを知っているとより一層楽しめると思います。

まあなんとなく雰囲気でわかるというか楽しめるので、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。声優の内田真礼さんも本人役でライブをやっていました。

内田真礼さんは人気声優で「約束のネバーランドのノーマンの声などを担当しています。

原作でもエヴァンゲリオンのネタはちょこちょこ出てきましたが、今作も多かったです。

最初の方のシーンで、成海が宏嵩を見て机に隠れるのですが、その時に成海が「二つの意味で怒り(いかり)モード入ってるわ~」というシーンがあります。

怒っているのと、エヴァンゲリオンの碇(いかり)ゲンドウの手を顎の下に置いてメガネを光らせる場面(いかっている)の真似をしている宏嵩を見て、そのセリフを言ったのだと思います。

エンディングに流れた歌は、エヴァンゲリオンの有名な歌「残酷な天使のテーゼ」を少しアレンジしたような曲でした。

残酷な天使のテーゼを聞いたことがある人なら、誰でもわかるようなパロディの一つだと思います。

今作のミュージカルの作曲や編曲をした鷺巣詩郎さんは、エヴァンゲリオンの音楽にも携わっている方なので、その影響もあったのではないでしょうか。

ちょっとここは…

そもそもなぜミュージカル映画にしたのかなと思ったのが最初の印象。

ミュージカルのシーンも、本当にいるのか?というくらいの感じ。歌がうまかったり、バラードが多くしんみり聞くこともできましたが、内容があまり入ってきませんでした。

普通に原作をアレンジしつつ、4人のやりとりが面白おかしく進んでいくのかなと思いましたが、ミュージカルが結構な割合をしめていたと思います。ストーリーもそのせいでまとまってなく、どういう最後になるのか想像がつかない展開。

今作は宏嵩と成海にスポットが当てられていて、もう少し樺倉さんと花子との絡みを多く見たかったです。

あの4人でのやり取りが「ヲタクに恋は難しい」の面白さの一つでると思うので、そこは原作を活かす形で使ってほしかったです。

原作では、成海と花子が、有名コスプレイヤーと同人誌の作者だとお互い気づいて、打ち解けていくという設定ですが、映画ではそこの場面が描かれていません。

まあそこらへんは勝手な願望なので、僕だけが思ってることかもしれません。最後のシーンで、成海と花子が会った時にそのくだりがなかったので、そこも映画でやってほしかったシーンの一つです。

これは個人的な願いですが、主題歌がsumikaだったらなと思いました。

以前放送されたアニメ「ヲタクに恋は難しい」では、主題歌がsumikaのフィクションという曲。

とてもいい曲で結構聞いていましたし、オープニングのダンスシーンも少し話題になってました。

スタッフ・キャスト

スタッフ

  • 監督・脚本:福田雄一
  • 原作:ふじた「ヲタクに恋は難しい」
  • 音楽:鷺巣詩郎

キャスト

二藤宏嵩
山﨑賢人
重度のゲームヲタク
桃瀬成海
高畑充希
マンガ・アニメBL好き
隠れ腐女子
樺倉太郎
斎藤工
宏嵩・成海・花子の上司
ライトヲタク
小柳花子
菜々緒
宏嵩・成海の上司
コスプレイヤー
坂元真司
賀来賢人
宏嵩の同僚
アイドル声優ヲタク
バーのマスター
ムロツヨシ
花子行きつけの
バーのマスター
石山邦雄
佐藤二朗
成海と宏嵩の上司
森田悠季
今田美桜
成海の同僚
リア充女子
未来
若月佑美
成海のヲタ友
内田真礼
内田真礼
本人役

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