
今年は新型コロナウイルスなど、これまでの一年とは大きく違った年でもありましたね。
今年公開の映画 | 本数 |
---|---|
洋画 | 16本 |
邦画 | 28本 |
やはり邦画が多いですね。新型コロナウイルスの影響でハリウッドの大作が軒並み公開延期に。さらに邦画も大作が延期になり、本来トップ10に入ってこないであろう映画も今年は上位にランクインしました。
そんな2020年1月1日から12月31日までに日本で公開・配信された映画をランキング形式でトップ10から発表していきたいと思います。一体どんな映画がランクインしているのでしょうか?
ランキングトップ10
10.サヨナラまでの30分

4.0
2020年1月24日公開の新田真剣佑と北村匠海主演の青春音楽映画。死んでしまったアキ(新田真剣佑)と颯太(北村匠海)が入れ替わりながらバンド活動をしていくストーリー。
主演の二人の演技やバンドのメンバーの豪華さはもちろん、劇中歌で流れる歌が本当にいいんですよね。サウンドトラックも車でずっと聴いていましたし、北村匠海の声が良い。
映画『サヨナラまでの30分』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) October 22, 2020
青春恋愛音楽映画ですが設定が面白く、北村匠海の入れ変わってる演技や真剣佑のもどかしい表情などがうまく、とても良い。そしてやっぱり歌が最高です。ライブシーンにも力を入れており、どの曲も素晴らしい。個人的には「瞬間」が好き。 pic.twitter.com/7NG7lyS4zP
もう一回見たいと思えるような作品で、ストーリーや音楽を同時に楽しめる。そんな映画になっています。
9.ソウルフルワールド

4.0
2020年12月25日公開の映画。劇場公開ではなく配信という形になります。ソウル(魂)の世界に迷い込んだピアニストを夢見るジョーと、22番と呼ばれるソウルの二人を描く物語。
やはりピクサーは素晴らしい。今年8月に公開された『2分の1の魔法』も同じくらい良い映画で甲乙つけがたいですが、個人的にはちょっとだけこっちが良かったかなと思います。
映画『ソウルフルワールド』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) December 30, 2020
今作は映画館ではなくディズニープラスでの配信という形ですが、ハートフルな展開やピクサー特有のキャラの可愛さ、しっかりとしたストーリーや感動するシーンなど、良い作品。映画館で見たかったです。瑛人の歌も良かった。ほんの少しのシーンですけど… pic.twitter.com/y7aZ0YbSN2
ソウル姿の二人も可愛いですし、しっかりとしたストーリーに感動する展開。特にピアノを演奏するシーンはぐっとくる所がありました。ディズニープラスでの配信になりますが、是非見ていただきたい作品です。
8.約束のネバーランド

4.0
2020年12月18日公開の映画。人気漫画『約束のネバーランド』の実写化作品であり、浜辺美波や北川景子などが出演。鬼に食べられる運命を知ったハウスの子供たちが施設を脱獄するといったストーリー。
やはり実写化という事で評価が人によってだいぶ違う部分もありますが、漫画も読んでいる私的には、成功の部類だと思っています。
映画『約束のネバーランド』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) December 20, 2020
漫画の実写化には賛否がつきものですが、個人的には良かったと思います。原作を忠実に再現しつつ、アレンジも加えたり、主要キャスト三人の感動するシーンもあります。特に渡辺直美の演技はインパクトがありましたね。それにしてもまさかあの人が登場するとは… pic.twitter.com/EhaClB5Yng
忠実に再現する部分はもちろん、少しアレンジを加えてきたり、さらにノーマン役の板垣李光人の演技は凄く良かったです。それに加え渡辺直美のクローネははまり役だと感じました。
漫画やアニメを見て、少しでも興味を持った方は一度見ていただくことをおすすめします。
7.とんかつDJアゲ太郎

4.0
2020年10月30日公開のとんかつDJ映画。とんかつ屋の息子(北村匠海)が、とあるきっかけでDJに目覚め、とんかつ屋で働きながら本物のDJを目指すコメディテイストのストーリーになっています。
漫画の実写化作品で、主演の北村匠海の他、伊藤健太郎や伊勢谷友介も出演。二人は今年いろいろありましたが映画に罪は無い。無事に公開されて良かった。
しかしこの映画がトップ10に入って驚いた方も多いのではないでしょうか。まあ人によっては評価は様々ですが、私は明るい雰囲気で進んでいくストーリーや、特に最後のDJシーンはまじで興奮しました。映画館で踊りたくなるくらい。
映画『とんかつDJアゲ太郎』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) October 31, 2020
まあいろいろありましたが、映画自体はコメディ感があって面白く、フロアでとんかつDJをするシーンはかっこよくテンションぶちあげ。まじで心から楽しめる映画になっています。猫のくだりは笑う。挿入歌も凄く良く、映画館で踊りたくなります。 pic.twitter.com/eqqhYgsx4j
興行自体も残念ながら大ヒットとは言えず、あの二人が出演している事もあり、敬遠した方もいるかもしれませんが、映画自体は面白く、正直もったいないなと感じております。
騙されたと思って見てもらいたいです。
6.フォードvsフェラーリ

4.1
2020年1月10日公開の映画。マット・デイモンとクリスチャン・ベイル主演のル・マン24時間耐久レースに挑んだ男たちを描く実話を基にしたストーリー。
こういった男の熱い勝負や、逆転するような展開の映画は個人的に好きで「半沢直樹」や「下町ロケット」が大好きなので、その影響もあるかもしれません。
映画『フォードvsフェラーリ』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) December 27, 2020
我々に興奮と感動を与えてくれる素晴らしい映画。男たちの熱い戦いには目が離せません。あっという間の二時間半だったと思います。車に詳しくない人でも楽しめますし、レースシーンに注目してもらいたいです。 pic.twitter.com/uo8Shp8QKU
ストーリー的には実話なので、若干こうなったらいいなという部分もありますが、やはりそれもひっくるめて、興奮と感動を与えてくれる素晴らしい映画だと思います。
5.えんとつ町のプペル

4.1
2020年12月25日公開の映画。お笑い芸人であるキングコング西野原作の絵本を映画化した作品で、ゴミ人間であるプペルと独りぼっちのルビッチの二人の絆を描く物語。
西野が製作総指揮や脚本などを担当して話題になりましたが、個人的には映画の完成度も高く良かったと思っています。まあ彼の作品なので一部の批判的な声もあるみたいですが。
映画『えんとつ町のプペル』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) December 26, 2020
予想以上にしっかりとした内容や展開、そして感動的なエピソードなど、とても良い映画だと思います。挿入歌も印象的で映画を盛り上げる要因になっています。ルビッチとプペルの絆もしっかりと描いており、父親との話も。ユーモアもあり幅広い世代で楽しめます。 pic.twitter.com/QvuNs00w9K
しっかりとした内容はもちろん、劇中歌が最高。新人のアーティストを採用しており、YouTuberとして活躍する粉ミルクさんの声を聞けたときは感動しましたね。選曲も素晴らしい。
とても暖かい気持ちになれるので、劇場で観る事をおすすめします。
4.パラサイト 半地下の家族

4.1
2020年1月10日公開の映画。ポン・ジュノ監督の作品で、半地下で暮らす家族と裕福な家庭の、複雑で驚くような展開になるサスペンス的な内容になっています。
第92回アカデミー賞では作品賞を含む4冠を達成。英語以外の映画が作品賞に選ばれるのは史上初の快挙。まじでその時は驚きましたね。まさかパラサイトが選ばれるとは思いませんでした。
映画『パラサイト 半地下の家族』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) December 31, 2020
見たことの無いような展開や、独特な雰囲気は面白く斬新で、是非一度見ていただきたい映画の一つ。日本映画もこのくらい作りこまれた映画を作ってもらいたいですね。しかしアカデミー賞作品賞は凄いな…英語以外の作品では初の快挙との事です。 pic.twitter.com/ybxlczgqK3
しかし賞に値するような衝撃の展開や謎、社会の縮図を表わすような内容は、今まであまり見たことなく斬新。2021年1月8日には地上波初放送なので、是非一度見ていただきたいです。
3.コンフィデンスマンJP プリンセス編

4.1
2020年7月23日公開の映画。2019年公開の『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の続編で、今作はランカウイ島という島が舞台。前作に引き続き長澤まさみや東出昌大、小日向文世も出演。
順位的には非常に悩みました。個人的には前作の方がアッと驚くようなどんでん返しで好きでしたが、こちらはこちらで好きです。どちらかと言うと感動的なストーリーになっています。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) December 26, 2020
前作に比べてあっと驚くような展開って感じではなかったですが、感動的なストーリーになっており、人間的な部分を多く描いている作品です。前作にも登場した三浦春馬や竹内結子なども出演しており、キャストも豪華。続編『英雄編』も楽しみですね。 pic.twitter.com/kEJyZ4jWhK
今作には2020年に天国へと旅立った三浦春馬や竹内結子が出演しており、彼らの雄姿がもう見れないと思うと、とても悲しくなります。二人の活躍にも注目して見ていただきたいです。
2.劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

4.2
2020年10月16日公開の映画。大人気漫画「鬼滅の刃」の映画化作品で、無限列車編を元に描かれています。アニメ第1期の続編にあたり、アニメで人気に火が着き映画も大ヒットに。
興行収入では2001年公開の『千と千尋の神隠し』を抜き歴代興行収入が一位に。これは実に19年ぶりの快挙。まじで千と千尋の記録を抜く映画は出て来ないと思っていたのでびっくり。
ネットでは特典商法やコロナで他の大作が軒並み延期になったおかげだ…などの一部の批判的な声があるみたいですが、実際そんなの関係ないと思います。
映画が素晴らしいからみんな見に来るわけですし、逆に他の映画が全部満席で上映回数が足りず、多くの人が見れなかった…わけでもないと思うので。もちろん他の作品が良くないという事ではないですし、批判するのではなく、まずは素直に受け止めるのも大切ですよね。
映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) October 17, 2020
劇場で観れた事が本当に良かった。熱くなるような煉獄さんの戦闘シーン。炭治郎たちの活躍や覚悟。そして感動せずにはいられないストーリー。それをしっかりと描いており素晴らしい作品。後半にかけて怒涛の展開で興奮します。絶対に見るべきです。 pic.twitter.com/7R4njruXP3
煉獄さんの最後には感動しましたし、まあ予想はしてましたがあの上弦の鬼も登場。アニメの2期がやる事はほぼ確実だと思われるので、早く観たいですね。
1.テネット

4.4
2020年9月18日公開の映画。『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などを手掛けるクリストファー・ノーラン監督の作品で、時間が逆転する物語。
これだけ聞くと頭に?マークが浮かぶと思いますが、実際私も見ている時はずっと意味がわかりませんでした。とにかく複雑なのですが、それが彼の映画の持ち味でもあります。
コロナウイルスの影響で軒並み大作が延期する中、この作品だけは上映してくれました。まじで感謝しています。そのせいで興行収入は通常より落ちるとは思いますが、コロナじゃなかったら大ヒット間違いなしの内容。
『テネット』鑑賞
— ふぃる@自由気ままな映画ブログ (@film_studio3000) September 19, 2020
まじでやばいです。こんな体験した事ない。考えるのに必死で気づいたら映画が終わっていた。そのくらいの不思議な感覚。そして物語が進むに連れて、あのシーンはこうだったのかと理解できる興奮は半端ない。音楽との融合も凄く、これは映画館で見るべき映画です。#テネット pic.twitter.com/W3XO1XA7sC
意味のわからな部分が面白いんですよね。今作の年間一位はダントツの結果。二位の『鬼滅の刃』とこれはすぐに決まったので、正直一位と二位が他に比べて頭抜けています。
周りに見に行った人があまりいないので会話できませんが、まじで縛り付けて無理やり見せたいくらいの映画。本当にお金をあげるので見てください。あげるかはわかりませんが…
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