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言わずと知れた一流俳優リーアム・ニーソン。様々な作品に出演しており、確固たる地位を築いています。
そんな彼ですが近年は【無茶させられる】【巻き込まれる】映画に多く出演しており、日本でいう所の藤原竜也のような感じです。
一体どんな事が起きているのか詳しく解説していきたいと思います。
リーアム・ニーソンについて
生い立ち
彼は北アイルランド出身の俳優です。1952年6月7日生まれで2020年5月現在で67歳になります。日本のファンからは【リーアム兄さん】と呼ばれています。
4人兄弟の三番目に生まれ、9歳の時にボクシングを始めました。大学生の時に演劇に興味を持ち中退します。
その後ビール工場や助建築家、アマチュアのボクサーを経て、劇団で演技を学びます。アクションの原点はボクシングにあったんですね。
キャリア
その後舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、映画にも出演するようになります。転機が訪れたのは1993年。
スティーブン・スピルバーグ監督の映画『シンドラーのリスト』のドイツの実業家シンドラー役に抜擢され、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました。
1996年の映画『マイケル・コリンズ』では、アイルランドの軍事指導者マイケル・コリンズ役で出演し、アイルランド製作の映画の興行収入で1位にランクインしています。
そして1999年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』では、アナキンの師匠クワイ=ガン・ジンを演じ、一躍スターの仲間入りを果たしました。
私生活
1994年に映画で共演したナターシャ・リチャードソンと結婚し二人の息子が。長男のマイケル・リチャードソンとは2019年の映画『スノー・ロワイヤル』で親子役で共演しています。
ネルズの息子カイル・コックスマンを演じるマイケル・リチャードソン。彼の別名は、マイケル・ニーソン。#スノー・ロワイヤル#リーアム・ニーソン pic.twitter.com/lHVQe6OnMG
— 映画『スノー・ロワイヤル』公式 (@snowroyale_jp) May 16, 2019
奥さんのナターシャ・リチャードソンは2009年にスキー場で転倒し、帰宅後激しい頭痛を訴え脳死状態に。その後本人の希望により人工呼吸器が外され、45歳という若さでこの世を去りました。
おしどり夫婦で有名だった二人だったので、突然の訃報に驚いた人は多かったと思います。
主な出演作品
作品名 | 役名 |
---|---|
シンドラーのリスト (1993年) | オスカー・ シンドラー |
マイケル・コリンズ (1996年) | マイケル・ コリンズ |
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス (1999年) | クワイ= ガン・ジン |
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 (2002年) | クワイ= ガン・ジン (声の出演) |
ラブ・アクチュアリー (2003年) | ダニエル |
バットマン ビギンズ (2005年) | ヘンリー・ デュカード |
ナルニア国物語 ライオンと魔女 (2005年) | アスラン |
ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛 (2008年) | アスラン |
96時間 (2008年) | ブライアン・ ミルズ |
崖の上のポニョ (2008年) | フジモト (吹替) |
タイタンの戦い (2010年) | ゼウス |
特攻野郎Aチーム THE MOVIE (2010年) | ジョン・スミス 大佐 |
ナルニア国物語 アスラン王と魔法の島 (2010年) | アスラン |
アンノウン (2011年) | マーティン・ ハリス |
タイタンの逆襲 (2012年) | ゼウス |
バトルシップ (2012年) | シェーン提督 |
ダークナイト ライジング (2012年) | ラース・アズ・ グール |
96時間/リベンジ (2012年) | ブライアン・ ミルズ |
フライト・ゲーム (2014年) | ビル・マークス |
誘拐の掟 (2014年) | マット・スカダ― |
96時間/レクイエム (2014年) | ブライアン・ ミルズ |
ラン・オールナイト (2015年) | ジミー・コンロン |
テッド2 (2015年) | 渋男 (カメオ出演) |
ザ・シークレットマン (2017年) | マーク・フェルト |
トレイン・ミッション (2018年) | マイケル・ マコーリー |
ロスト・マネー/偽りの報酬 (2018年) | ハリー・ ローリングス |
スノー・ロワイヤル (2019年) | ネルズ・ コックスマン |
メン・イン・ブラック インターナショナル (2019年) | ハイT |
スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け (2019年) | クワイ= ガン・ジン (声の出演) |
無茶させられる映画一覧
96時間

リーアム・ニーソンがアクションスターになったきっかけの作品。しかしそれと同時に彼の身の回りに様々な不幸が襲いかかる最初の作品でもあります。
- 娘が誘拐される
- 娘との食事は元奥さんも
- 暴力捜査
- エッフェル塔も壊す発言
- 復讐の為35人殺す
娘が誘拐される
今となってはおなじみの誰かが【誘拐】される展開。今作では娘が誘拐されました。このあたりから最強のパパや復讐親父のイメージが定着。
娘との食事には元奥さんも
相変わらず悲しいシーンが多いリーアム。
娘と食事に行けると意気揚々としていたのですが、そこには別れた奥さんもいて、娘が海外旅行に行きたいから書類にサインしてくれと。
しかし揉めて喧嘩になります。そのシーンのリーアムの顔は哀愁が漂ってます。
暴力捜査
リーアムの真骨頂【暴力捜査】相変わらず悪くない人にも迷惑をかけます。時には暴力で解決することも。民間人を殴るのはリーアムとジャック・バウアーくらい?
エッフェル塔も壊す発言
娘を救う為ならエッフェル塔も壊すという発言をするリーアム。まじで恐ろしい。あの男ならやりかねないぞ…
アンノウン

リーアム・ニーソンが自分を証明する映画です。偽リーアムが出てくるので、本物のリーアムが偽物と戦うシーンは必見です。特に大学でのシーンは笑います。
ジャウム・コレット=セラ監督とタッグを組むことが多く、後に三回タッグを組んでいます。
- 交通事故に遭い記憶を失う
- 真冬の川に転落
- 偽者が現れ自分が誰かわかならい
- 珍しく銃を持ってない
- 入浴中に襲われる
交通事故に遭い記憶を失う
学会の為にベルリンにやってくるのですが、いきなり交通事故に遭い極寒の川に落ちて記憶を失います。運よく助かりますが海外に着て散々な目に遭います。
偽者が現れ自分が誰かわからない
川に落ち記憶を失っている最中に何者かが自分にすり替わっており、パーティ会場に行くと奥さんの横にマーティンと名乗る男性がいます。本物のリーアムは身分証を持っていないのでつまみだされます。
外から奥さんと偽リーアムが食事をしている様子を眺める姿は悲しいです…
珍しく銃を持ってない
今作は珍しく銃を持っていません。まあ役柄のせいでもあるでしょうが。だいたい他の作品は銃で脅して暴力捜査をするのが一般的なので、持っていない彼も新鮮です。
入浴中に襲われる
入浴中というよりはシャワーを浴びていただけかもしれませんが、その最中に敵が部屋に入ってきます。窓から外に逃亡しますが、ちゃんと服は着ていました。
96時間/リベンジ

映画『96時間』の続編で今作も様々な事件に巻き込まれます。前作で娘を無事に救う事が出来たリーアムですが、またもや災難が訪れます…
- 妻が誘拐される
- ついでにリーアムも誘拐される
- 娘が無免でカーチェイス
- 娘に彼氏がいる事を知る
- ガソスタの店員より洗車する
- 30人殺す
- 人間GPS
妻が誘拐される
前作では娘のキムが誘拐されますが、今作では妻のレノーアが誘拐されます。イスタンブールに来たことが間違いです。前作で海外旅行の恐ろしさを知ったはずなのに…
娘が無免でカーチェイス
まだ免許を取っていない娘のキムが警察とカーチェイスをします。なかなかの運転技術で終いにはドリフトもするのでわけがわかりません。
娘に彼氏がいる事を知る
娘を溺愛しているリーアム。彼氏がいる事を知った時のリアクションは最高。しかも彼氏の住所を調べて乗り込みます。そこまでする?
ガソスタの店員より洗車する
物語冒頭でキムに会いに行く前に意気揚々と洗車をします。店員が「やりますよ」と言うのですが、リーアムは「自分でやるよ」と言い、めちゃくちゃ早くボンネットを拭いています。
人間GPS
誘拐されて車で連れ去られている途中に、周りの音や車のスピードでどこへ向かっているか特定しようとします。その姿はまさに人間GPS。
フライト・ゲーム

ジャウム・コレット=セラ監督との二度目のタッグになる作品。
航空保安官の主人公ビルが、飛行機内で事件に巻き込まれる映画。空港でリーアムを見かけたら絶対に搭乗しないで下さい。何かが起こります…
- 身代金目的の殺害予告が来る
- 犯人の疑いをかけられる
- 暴力捜査
- 国際線の搭乗を一年間無料
身代金目的の殺害予告が来る
航空保安官のビル(リーアム)の元に「口座に金を入れなければ、20分ごとに乗客の誰かを殺す」という脅迫が届きます。
犯人を捜す為に機内をうろうろしますが、犯人の策略により、逆に犯人だと疑われることに。
暴力捜査
今作のリーアムの推理は的外れもいいとこ。暴力捜査はお手の物。胸倉を掴んだり鼻を骨折させたりします。乗客からの信頼は皆無に等しいです。
国際線の搭乗を一年間無料
度重なる暴力捜査が原因で暴動が起きます。何とか暴動を抑えようとひねり出した解決策は【国際線の搭乗を一年間無料にする】というトンデモないものでした。
あなたに何の権限があってそんな事を言うのか?まさかの発言に戸惑う乗客。しかしこれも犯人の嘘なんじゃないかと疑われる始末です。
96時間/レクイエム

映画『96時間』シリーズの三作目にして最後の作品になります。今まで散々な目に遭ってきたリーアムですが、最後にトンデモない事が…。
- 妻が殺害される
- 妻を殺した容疑をかけられる
- 娘が妊娠する
- 娘にぬいぐるみをプレゼント
- 女子トイレに入るリーアム
妻が殺害される
今まで娘や妻が誘拐されても何とか救ってきましたが、今作で何と妻が何者かに殺されます。前作を超える衝撃を視聴者に与える為にはこれしかなかったのでしょうか…
妻を殺した容疑をかけられる
犯人に仕立て上げられ警察から追われます。無実の罪で逃げるリーアムは可哀想です。逃走中に下水道を通って逃げるので服がめちゃくちゃ汚くなります。
娘が妊娠する
前作では彼氏がいる事に衝撃を受けていましたが、今作では妊娠が発覚します。なかなか言い出せずにいた娘のキムですが、リーアムに打ち明けます。
その時の表情はやはり前作と同様すごいリアクションです。
娘にぬいぐるみをプレゼント
一作目ではカラオケマシンをプレゼントしていましたが、今作では巨大なパンダのぬいぐるみをプレゼントしていました。しかも娘からは良い顔をされず、結局持ち帰っていました。
車の助手席にパンダのぬいぐるみを乗せ、話しかける姿は哀愁が漂っています。
女子トイレに入るリーアム
警察に捕まらないように娘に会おうとしたリーアム。作戦を立て無事に再会します。しかしその場所は【女子トイレの個室】です。まあしょうがないとは思いますが…
ラン・オールナイト

ジャウム・コレット=セラ監督と三度目のタッグになります。
マフィアのボスの息子をリーアムが殺してしまい、マフィアに追われる事に。リーアムの息子を殺そうとしていたのである意味正当防衛ですが、そんな事は関係ありません。
- マフィアの息子を殺す
- マフィアに追われる
- 珍しくリーアムの役がクズ
- ジミーが来る…
マフィアの息子を殺す
先程も書きましたがいざこざがあり、マフィアの息子を殺してしまいます。そのマフィアのボスとは友人で30年来の仲でしたが、この一件でその友情も終わります。
マフィアのボスに追われる事になったので逃げますが、途中電車に乗るシーンがあります。電車に乗ると何かが起こる予感…
珍しくリーアムの役がクズ
今までの映画はいいパパだったり、娘や家族を大事に思っている父親役が多いですが今作は結構クズです。下ネタをぶっこんだり金をせびったりと…
息子を大事に思っている気持ちはあるので、いいパパに代わりないのですが…
ジミーが来る…
主人公のジミー(リーアム)がマフィアのアジトに乗り込むシーンでのセリフです。
殺し屋として恐れられているリーアムが、マフィアのボスとの友情を断ち切り、一線を超える重要なシーンです。だから怒らせちゃいけないと何度も言ってるのに…
トレイン・ミッション

ジャウム・コレット=セラ監督との四度目のタッグになる作品。
通勤電車の中でリーアムが事件に巻き込まれる映画です。飛行機の次は電車。彼を電車で見かけたらすぐに降りてください…脱線します。あなたはもう乗り物系には乗れません。
- 60歳で突如リストラさせる
- 金に困り依頼を受ける
- 電車内で人を捜さないといけない
- 家族を人質に取られる
- 結局金が飛んでいく
- 列車が横転
60歳で突如リストラされる
長年勤めてきた保険会社をリストラされます。息子の学費や住宅ローンに困り奥さんとも喧嘩する羽目に。リストラはきついですよね。
金に困り依頼を受ける
謎の女性から「人を捜している。見つける事が出来れば10万ドル渡す」という依頼が。学費やローンに困っていたリーアムは軽い気持ちで依頼を引き受けます。
しかしまたもや別の女性から奥さんの指輪を渡されます。警察に通報しようとするリーアムでしたが、家族が人質に取られているのを知り、人捜しを続ける事に。
結局金が飛んでいく
いろいろな事があり、列車の外に出るリーアム。もう一回乗ろうとしますが、鞄が引っ掛かってしまい、無理やり引っ張ったので中に入っていた10万ドルがほぼ飛んでいきます。
残ったのは1ドルだけなので、それをポーカーに使いますが負けていました。
列車が横転
依頼人の策略で列車が横転します。猛スピードで横転したので、あれだけの事故で乗客全員が生きているのは不思議です。
スノー・ロワイヤル

リーアム・ニーソンが全員除雪していく映画。かなりユーモアの効いた作品になっており、ハチャメチャ具合が楽しめる映画になっています。
- 息子が殺される
- リーアムが一般人
- キャストほぼ死ぬ
- イチモツを撃たれる
- カタログを読み聞かせる
息子が殺される
映画『96時間』では妻が殺され娘が誘拐され、今作では息子が殺されます。息子は間違って殺されてしまいます。恐ろしい。しかしそれが彼の映画の真骨頂でもあるのです。
リーアムが一般人
今作は珍しくリーアムが一般人です。普通に暮らしていた普通の人間。他の作品は昔に殺し屋や警察だったことが多く、銃の使い方やアクションの凄さにも納得できます。
・96時間シリーズ→元CIA工作員
・アンノウン→元殺し屋
・フライト・ゲーム→元警察官
・ラン・オールナイト→元殺し屋
・トレイン・ミッション→元警察官
・スノー・ロワイヤル→一般人
キャストほぼ死ぬ
最後まで残ったのはリーアム含め二人しかいません。元は20~30人くらいいたので、こんなに簡単に人が死んでいく映画は珍しいです。
息子を殺されたのでギャングたちに復讐していくのですが、犯罪小説の知識と除雪作業で培った経験で殺していきます。そんなんで人を殺せるのか?
イチモツを撃たれる
イカれたギャングがいるのですが、訳あって裸のままイチモツの上に20ドル札を置いたまま撃たれます。20ドル札に銃口があったので、やばい死に方ですね。
カタログを読み聞かせる
ギャングのボスの息子を誘拐したリーアム。息子から何か本を読んでほしいと言われ、何もなかったのか…除雪車のカタログを読み聞かせていました。シュールで笑ってしまったシーンの一つ。
普通の作品も…
巻き込まれる系の作品に数多く出演していますが普通の作品にも出演。そりゃそうなんですけど。
スター・ウォーズシリーズ
日本でもリーアム・ニーソンが有名になったきっかけの作品が、1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではないでしょうか。
決戦はすぐそこ。
— スター・ウォーズ公式 (@starwarsjapan) June 28, 2018
「今、この瞬間に意識を集中するのだ」
- クワイ=ガン・ジン pic.twitter.com/5fQlKTJ6hd
オビワン・ケノービの師匠クワイ=ガン・ジン役で出演しています。
ダークナイト・シリーズ
クリストファー・ノーラン監督のDC映画『ダークナイト・トリロジー』三部作の『バットマン ビギンズ』と『ダークナイト ライジング』に出演しています。
今日6/7はリーアム兄さんこと、リーアム・ニーソン 62歳の誕生日!画像は、バットマンにに多大な影響を与える男・デュカードを演じた『バットマン ビギンズ』より。 湖の氷上でブルース・ウェインを肩で抱えるシーンはたまりません!!兄さん! pic.twitter.com/v4RRBDtGf9
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) June 7, 2014
バットマン・ビギンズではバットマンと格闘するシーンがあるのですが、かなり激しい戦闘になります。この経験が巻き込まれる系映画に役立っています。
メン・イン・ブラック
2019年の映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』でハイT役で出演しています。メン・イン・ブラックシリーズには初登場。
メンインブラックにリーアムおじさんいた pic.twitter.com/Jxt5b47AiO
— あきらーじゅ@あきらさん (@yoshidanaohumi) October 18, 2019
映画自体はあまりいい評価ではないそうです。
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