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『キングダム』感想・評価【後半ネタバレ解説】原作ファンも納得の最高の実写映画

2020 7/09

キングダム 公式Twitter

2019年4月19日に公開された映画「キングダム」

人気漫画「キングダム」の実写映画で、10周年記念動画でも信役を担当した山﨑賢人が主演を務めています。

第93回日本アカデミー賞でも「優秀作品賞」などを受賞しました。

キャストやロケ地、原作との相違点などをまとめていきたいと思います。

Contents

評価

4.1

評価基準について

期待以上の仕上がりで原作ファンとしても大満足です。2020年4月からはアニメ「合従軍編」も放送される予定なので、今から待ち遠しいです。

あらすじ

紀元前245年、時は春秋戦国時代。中華の西の国「秦」で天下の大将軍になることを夢見る戦災孤児の少年信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)。

ある日漂は王都の大王である昌文君(高嶋政宏)に召し上げられ王宮へ行き、二人は別々の道を歩む。

王宮では王の弟・成蟜(本郷奏多)によるクーデターが勃発し、戦いの中で漂は致命傷を負いながらも、信のもとへ辿り着く。

信!俺を天下に連れてってくれ…

漂が手にしていた剣と地図を握りしめ、走り出した信。辿り着いた先で信が目にしたものはなんと漂だった!?

そこに居たのは、王座を奪われた秦の若き王・嬴政(吉沢亮)だった。漂は瓜二つの姿をしている嬴政の身代わりとなって命を落としたのである。

激高する信だったが、嬴政の強さと覚悟を受け止め、共に行動することを決意。二人は王宮を奪還する為に立ち上がる。

信は天下の大将軍を。嬴政は中華統一を。若き二人の戦は始まった。

スタッフ・キャスト

スタッフ

  • 監督:佐藤信介
  • 原作:原泰久「キングダム」

原作の著者である原先生は、今作の脚本から参加し約1年にわたる脚本会議の末、納得の脚本が出来上がったと太鼓判を押したそうです。

キャスト


山﨑賢人
主人公
天下の大将軍を目指す

吉沢亮
信の幼馴染
嬴政の影武者となった
嬴政
吉沢亮
秦国の王
中華統一を目指す
河了貂
橋本環奈
蓑を被った少女
信たちと共に行動する
楊端和
長澤まさみ
山界の王
信たちに協力する
成蟜
本郷奏多
成蟜の弟(異母兄弟)
反乱を起こす
昌文君
高嶋政宏
嬴政の信頼できる大臣
漂を王宮に連れていく

満島真之介
昌文君の副官
左慈
坂口拓
王弟側の剣士
元将軍
朱凶
深水元基
嬴政の首を狙う暗殺者
ムタ
橋本じゅん
ベッサ族の刺客
毒矢を使う
竭氏
石橋蓮司
秦国の左丞相
成蟜の腹心
肆氏
加藤雅也
竭氏の参謀
反乱の指揮を執る
魏興
宇梶剛士
王弟の軍を率いる武官
ランカイ
阿見201
人ならざる姿をした
バケモノ
バジオウ
阿部進之介
山の民No.2
双刀使い
タジフ
一ノ瀬ワタル
山の民の怪力男
里典
六平直政
信と漂の面倒を見る
王騎
大沢たかお
秦の六大将軍の一人

要潤
王騎将軍の副官

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感想

良かった点・気になった点

映画化の発表から本当に楽しみにしていた今作。期待通り、いや期待以上の素晴らしい映画になっていると思います。

原作の漫画をすべて持っているので、内容等は把握してましたが、実際に実写化すると聞き、少々不安でした。

しかしその不安を払拭するような豪華なキャスト陣による演技。アクションシーンの本気度ストーリーの構成。盛り上がる場面を上手く表現しています。

もう最初から最後まですべて完璧。何回でも見たくなるような映画です。

先程も言いましたがとにかくアクションシーンが凄いです。

実写化にあたって少し懸念していた所ですが、一人一人の無駄のない動き、派手な演出などワクワクしながら見ることができました。

僕の好きな実写映画「るろうに剣心」もアクションシーンにはかなり力を入れていたので、実写化に成功したと言える映画は本気で作り上げる意思が伝わってきます。

今作の大きな見どころの一つと言っていいでしょう。

映画の内容も原作単行本の1~5巻の「王弟反乱編」の話をベースにしています。

今までキングダムを知らなかったり、漫画を読んだことがない人でも楽しめるストーリーになっています。

むしろ下手にいろいろ取り込むのではなく、最初の反乱の話に限定することで、

物語がごちゃごちゃすることなく、初心者の人でも入りやすいように工夫されています。


本編ですが、オープニングのストーリー紹介映像もかっこいいし、その後出てきた六大将軍の一人「王騎将軍」が、軍隊を引き連れて登場するシーンは鳥肌が立ちました。

約100頭の馬が大草原に並ぶ姿は、圧巻の映像です。

演じていたのは大沢たかおです。違和感ない演技で絶妙なキャスト選択だったと思います。

その後ちょこちょこ出演するシーンがありますが、原作初期のオネエっぽい感じも忠実に再現しています。

漫画で最初、王騎将軍を見た時は「何だこの人?」とあまりいい印象を持ちませんでした。

しかし原作が進むにつれて、かっこよさや生き様などが伝わってきて、きっとみんな好きになったと思います。


物語の最初は子供時代の信と政(嬴政)のシーンから始まります。

二人で天下の大将軍になることを夢見て、一万回戦おうと決めます。

そして時は経ち成長した信と政は、王宮の大臣である昌文君と出会った事で、運命が変わってきます。

漂が王宮に行っている間、信は一人で剣術の鍛錬をします。その時に大きな石を突きで割ろうとしますが、なかなか割れません。

天下の大将軍になる為に、来る日も来る日も鍛錬に明け暮れ、ようやく石を割ることに成功します。

このシーンは後に重要な鍵を握るシーンになってきます。

信を演じた山﨑賢人。また実写の主人公が山﨑賢人かよ!と思いましたが、信のキャラクターに合っていて良かったと思います。

情熱を持った粗削りな所をうまく演じていました。

そして嬴政と漂の二役を演じた吉沢亮。顔は似ている二人ですが、性格や立ち振る舞いなど違う部分を演じ分けていたのでびっくりしました。

それぞれのいい所をしっかりと引き出せていたので、素晴らしい演技だったと思います。

ですが今作の一番のはまり役は王弟・成蟜を演じた本郷奏多ではないでしょうか。

悪い顔というか独特な表情の再現度が高く、絶妙なキャストだと感じました。


信と政が二人で王座の地位を奪還しようと、一緒に行動していくことを決めます。

その時に出会ったのが河了貂です。彼女は蓑を被った山の民の一人で、密告して小銭稼ぎをしていました。

政には金目当てで近づき、秘密の抜け道があると道案内をします。

河了貂を演じたのは橋本環奈。キャスト的には背も低いし、合っていたと思います。

小道具である蓑の被り物も忠実に再現されていて違和感なく見ることができました。

ムタなどの刺客を何とか倒した三人は穆公の避暑地を訪れます。そこで昌文君らと合流します。

信が政と話をする場面で、信が河了貂に感謝の気持ちを伝えます。

しかし蓑を被っていて表情がわからず、寝ていることに気づきとっさに「寝てんのかよ!」と突っ込んでいました。

その後政と話をしている時に、横から河了貂が話に割り込んできて信が「起きてんのかよ!」と再びツッコミを入れるシーンがありました。

おそらく映画ではこのツッコミが人類史上最初のツッコミになると思います(笑)

以前アメトークの「キングダム芸人」で

POINT

謄が「天下の大将軍だ」と言うセリフがあり、後ろにいた兵が「あんたは違うだろ」とツッコんでいたのが最初のツッコミと言われています 。

という話をされていました。原作では信はツッコんでいないので映画限定ですが、時系列的には先にツッコんでいるので、少し小ネタを挟んできたのかもしれません。


信と政たちは王宮奪還に向けて勢力を拡大する為に、昔同盟を結んでいた山の民に力を借りようと考えます。

しかし同盟を結んでいたのはかつての王・穆公の時代、約400年前なので、今や交流は何もありません。

山の民に近づこうとしますが、囲まれ山の王のもとへ連行されてしまいます。

山の王・楊端和と話をするシーンはお気に入りのシーンの一つです。

信たちが捕えられ、殺されそうになります。なんとか難を逃れた信は、楊端和に協力してもらいたく説得します。

山の民はかつて秦と同盟を結んでいたので、平地の人に興味を持っている山の民もいました。しかし平地の人は気味の悪い山の民を快く思いません。

そして同盟が無くなってからは酷い扱いを受けます。

信は頭が悪いので上手いことは言えないのですが、かつて人間と仲良くなることを夢見て死んでいった山の民の事を引き合いに出し、

死んだやつらの事を思うなら、そいつらの見た夢をかなえてやれよ

この一言で一瞬空気が変わり、説得の決め手になりました。そして王座を奪還すべく王都・咸陽へ出発します。

山の王・楊端和を演じたのは女優の長澤まさみです。

楊端和の美しさと力強さをしっかりと演じていました。そしてかっこよかったです。


そして信たちは咸陽に乗り込みます。山の民が秦と同盟を復活したいという嘘の作戦で王宮に潜入します。

その後、二手に分かれそれぞれ敵と戦いを繰り広げていきます。

原作では最初に信と左慈が戦うのですが、映画では先にランカイと戦い、ラスボスが左慈という流れになっていました。

今思えば左慈を最後に持ってきたのも、いい選択だったと思います。

映画なので最後がランカイよりも、人間の左慈相手の方が初めて見る人にもすんなり違和感なく入れるような気がするので、王宮内でのストーリー展開も良かったです。

左慈も元将軍ですから一筋縄ではいきません。ですが最後の高く飛んで一撃を入れるシーンは、最初の石を割る訓練がここで役に立ちました。

信が「夢があるから強くなれる」と言い、剣を構える場面はかっこよかったです。

最初のシーンの伏線を回収することによって、一連の展開を完成させたのかもしれません。

そして最後には王騎が再登場しました。

原作でも度々ある、でかく見える演出がここで使われていました。

王騎将軍という素晴らしい存在が、信が成長するきっかけになったと思います。

最後は信が、剣を鞘にしまいそのままエンドロールという展開でした。

最後の終わり方も個人的に好きです。最初から最後まで余すとこなく楽しませてくれるそんな映画だったと思います。

原作との違い

今作に関しては比較的原作を忠実に再現していたと思います。

しかしただ再現しただけじゃつまらないです。

映画版はオリジナルのストーリー展開を織り交ぜて、原作とはまた違った面白さを演出していました。

原作との主な相違点

  • 村で信が王宮の話を聞くシーンがない
  • 漂が死んだ時、里典の息子が信を叱咤するシーンがない
  • ランカイが敦(トン)を殺すシーンが違う
  • ムタと戦うシーンが避暑地に着く前
  • 山の民に捕まった時全員捕らえられる
  • 王宮で信が門を開けるくだりがない
  • 最初にランカイと戦い、最後に左慈と戦う
  • 貂が竭氏に刺される(原作は知らんやつ)
  • 魏興は殺されていない
  • 竭氏が殺されたかは不明

細かな変更点はたくさんありますが、最大の相違点はやはり左慈との戦いを最後に持ってきた所だと思います。

竭氏の首を刀で持ち上げるシーンや、ランカイが捕虜を引き裂くシーンは、さすがに映像化はできません。

グロい描写などはすべてカットされています。

ロケ地について

今作のロケは日本の各地で行われた他、中国でも撮影が行われました。

公式ホームページにも、中国の象山影視城という場所で王宮での戦いのシーンを撮影したと書いてありました。

ロケ地に関しては別の記事で詳しく書いていきたいと思います。

主題歌について

今作の主題歌は、人気ロックバンドのONE OK ROCKの「Wasted Nights」です。

ONE OK ROCKは、「るろうに剣心」などの実写映画の主題歌を担当していることが多く、ONE OK ROCKが歌う映画は成功すると僕は勝手に思っています。

主題歌「Wasted Nights」も、力強い歌声と映画の世界観がマッチしていて、「キングダム」にぴったりの曲だと思います。

もし続編が公開されるのであれば、ぜひONE OK ROCKに歌ってもらいたいです。

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