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社会人として働きながら趣味の映画の感想や考察などを書いています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

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『仮面病棟』感想・評価【ネタバレ解説】ピエロはあいつかと思ったらまさかの…

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2020年3月6日公開の映画『仮面病棟

坂口健太郎永野芽衣が主演の、病院内で繰り広げられるサスペンス映画です。一体ピエロは誰なのか?解説していきたいと思います。

映画に対する評価、感想を交えたネタバレ解説気になったポイントを書いています。

Contents

評価

3.8

評価基準について

最初から最後までハラハラ感があり、予想がつかない展開でびっくりしました。永野芽衣が可愛くておすすめ。

あらすじ・キャストの記事はこちら

感想・解説

良かった点・気になった点

シリアスな雰囲気と、限られた空間の中で繰り広げられる、先の読めない展開が僕らを映画の中に入り込ませてくれた2時間でした。

物語が一段落したと思ったらまた続きがあり、最後まで謎が多いストーリーです。

作中のほとんどが病院内での出来事なので、映像としては簡潔ですが…

・ピエロは誰?
・院長の怪しさ?
・患者の名前が番号

伏線や謎が多いので、見てて飽きないです。ピエロも映画を観ながら予想してたのですが、自分の予想とは違いました。

まさかあの人が犯人だとは思わず、なかなか他ではないような意外な展開。よくある安易なストーリーではなく、一つ二つと増えていく驚きが、よく考えられた映画だなと感心しました。

劇中で気になったのは、患者が手を叩くシーンです。速水がピエロをおびき寄せる為にカセットテープで音楽を流します。

音楽が幸せなら手を叩こうだったので、寝ていた患者が一斉に手を叩き始めます。その光景が面白く、印象に残っているシーンの一つです。

ピエロに占拠される

物語は取り調べのシーンから始まります。映画のほとんどは、主人公の速水(坂口健太郎)の回想シーンです。これは『タイタニック』方式と一緒ですね。

速水の先輩の小堺(大谷亮平)の代わりに当番医のバイトを引き受けた事が始まりです。

病院自体の外観もぼろくて、とても怖い雰囲気が漂っています。元々精神科病院だったので、中には鉄格子などがあり、手術室には南京錠がかかっています。

夜になると患者のベットの上に赤い照明がつくので、それも不気味な感じです。

看護師の東野(江口のり子)が簡単に院内を案内してくれるのですが「何も起きませんよ」と謎のセリフを速水に言います。

まるでなにか起きるかのような感じで言ってきたので、逆に怖いなと思いました。

その後謎の女子大生と共に、ピエロの仮面を被っている男がやってきて、病院を占拠します。誰も逃げられないように鍵をかけ、朝まで閉じ込められてしまうのです。

ピエロも自分が撃った女性を「治療しろ!」と凄い剣幕で言ってくるので、なんかおかしいんですよね。

脅されて手術をする事になるのですが、手術室もすごく綺麗で使われていないとは思えないぐらい、設備も整っています。

とにかく最初は謎だらけなのですが、ストーリーが進むにつれて謎が明らかになってきます。

患者の名前の謎

速水と女子大生の瞳(永野芽衣)が病院を散策しています。入院患者のほとんどは認知症で寝たきりです。

たまに突飛な行動をとったりする人もいます。人形を娘代わりにしていたり。そんな患者の名前の所には…

・川崎13
・新宿11
・池袋08

などの文字が書かれています。

これは運ばれてきた身寄りのない人が事故を起こした場所であり、数字はただ区別する為に付けられた数字だと思われます。

新宿11のおじさんですが、途中で移植手術の傷跡が開かれていた(縫った針が取られていた)ので、これもピエロが《臓器移植の事実》について確認する為の行為だと思われます。

そして物語の核心、名前のない患者ですが…

・川崎13→瞳(永野芽衣)
・川崎14→瞳の姉(朝倉あき)

永野芽衣と死んでしまった姉は《違法な臓器移植のドナー》だったのです。これがすべての始まりでした。

院長たちが隠している事…

院長たちは占拠されているのにも関わらず、警察に通報しなかったりと、とても怪しい行動をとっていました。

その理由は、先程もちらっと言いましたが…

隠れて《違法な臓器移植》を行っており、運ばれてきた患者の臓器を勝手に摘出し、それを権力者に移植することで、病院が資金を得ていました。

その手術をする為に手術室が清潔に保たれていました。身寄りのない人が格好の餌食にされていたのです。

手術室の途中に謎のエレベーターがあり、そこから5階の資料保管室に繋がっています。

資料保管室の隠し扉の奥に謎の病室があり、そこに臓器移植を受けた患者が眠っていました。速水と瞳が資料保管室に入ろうとした時鍵がかかっていたのは、それを隠す為だったのです。

川崎13も新宿11も池袋08も手術したのが院長でその時の担当看護師が東野と佐々木でした。

みんなでグルになって違法な手術をおこなっていました。

ピエロに脅されて簡単に金を出している姿を見て、なんだかあっさりしていたので、何か別の事を隠してるんじゃないかと思ったのですが…

それが《違法な臓器移植の事実》でした。それを隠す為に金を渡して帰らせようとしていたのです。

唯一別回線の電話が手術室にあるのを知った速水は、ピエロにばれないように電話を掛けに行きますが、誰かに電話線を切られていました。

最初はピエロの仕業かと思いましたが、実は院長が切りました。これも警察を呼ばれない為の行動だと思います。これじゃピエロより悪い事してますよね。

ピエロの正体は…

誰かが警察に通報したのでピエロは焦ります。

2階の待合室のテレビで、報道されてる病院の外の様子を見ているのですが、ごたごたがあり拳銃を院長に奪われてしまいます。

拳銃を奪われる前にみんなでテレビを見ているのですが、ピエロがいるので異様な光景だったのですが、何だか和やかな感じがして、ちょっとシュールだなと思いました。

その後、速水がピエロの正体を暴こうとし《小堺:大谷亮平》がピエロだと予想します。妹が事故にあった時に、田所病院に受け入れ拒否され、そのせいで死んだと思っている。

さらに小堺の妹と速水は交際しており、速水との運転中の事故だった為、速水に対しても復讐心があると考えたのです。

実際僕もそのシーンまではそう思ってました。なので「予想が当たったか~」と意気揚々としていたのですが、まさかのどんでん返し。

本当のピエロの正体は…

・宮田(笠松将)

いや誰やねん!と思いました。こいつは一体誰かというと…

一番最初のシーンで、速水と小堺が一緒に病院に入る時に、外で病院のスタッフに会います。少し会話をするのですが、三人(永井大・佐野岳・笠松将)いる内の真ん中にいた若い男の人です。

そのシーンしか出てきていなかったので、まさか犯人だとは思わず驚かされました。宮田の祖母が病院で亡くなっており、今回の計画に参加しました。

本当の犯人は…

その後ピエロや院長たちと争いとなり、速水は瞳を逃がそうとスプリンクラーを作動させ、消火剤が撒かれているうちに、逃げるように指示します。

その後何者かにスタンガンで気絶させられ、目が覚めると救急隊員に運ばれていました。

物語はそこでいったん区切りを迎えます。展開的にはもう終わりかな?と思ったのですが、まだまだ謎が多く残っていたのでもやもやしていました。

警察からは瞳が存在しなかったことになっていると聞かされ戸惑う速水。

取り調べをした刑事の金本(鈴木浩介)は、幻を見ていた事にしてさっさと片付けろと上司から言われてしまいます。

それは上からの圧力。元総理大臣の国平(小野武彦)の指示によるものだと思います。

国平は《川崎14》から違法に臓器提供を受けており、公になるのを恐れての行為です。院長と国平は友人関係にありました。

しかしここからが怒涛の展開。ネタばらしの時間です。ピエロの話でもするのかな~と思っていたら、まさかの真犯人の登場。

犯人はピエロとグルで指示を出していました。その正体は…

瞳(永野芽衣)

ん?まじで?そういう感じなの?と、またまたびっくりしました。

映画的に…いやキャスト的にこの立ち位置の人を犯人にしていいのかと思いましたが、予想がつかない分驚きは多かったです。

素晴らしい原作・脚本です。しかしなぜそんな事をしたのでしょう?

それは《臓器移植をして死んでしまった姉》の為の復讐でした。

瞳とその姉は事故に巻き込まれ、田所病院に運ばれて《違法な臓器手術》を受けました。

瞳が病院のベットで寝ていた時に、院長と看護師二人、そして小堺が話をしていて、姉が死んでしまった事を知ったのです。

昔、瞳がDV被害を受けそうになった事があり、その時に守ってくれた姉をものすごく慕っていました。

姉の為ならなんでもやるくらいの覚悟があり、自作自演してまで復讐をしようとしたのです

ピエロがコンビニで女子大生を撃った事になっていますが、実はそうではなく、臓器移植の傷跡をピエロに撃たせて、あたかも人質のように振舞っていたのです。

なので最初に永野芽衣の手術が終わった後に、ピエロが院長に襲われそうになりましたが、瞳が指示を出し気づかせていたのです。

他にも看護師の東野に耳打ちされているシーンでは、何を言われたか速水に尋ねられ「あいつだけじゃない。気を付けろ」と嘘の発言をしました。

実際は川崎13ではないかと疑われていました。なので東野をナイフで刺して殺したのです。

永野芽衣が殺す姿は想像がつきませんね。警察に通報したのも瞳です。病院の不正を暴くため《臓器移植のリスト》を探し出し、警察に渡す為です。

結局瞳がいざこざの時に、院長と看護師の佐々木、そして共犯だったピエロの宮田まで殺してしまいます。

宮田まで殺すとは思っていませんでしたが、気のある素振りを見せいいように利用しただけでした。

その時速水を殺そうとしたのですが、ぎりぎりの所で思いとどまっていたので、何か心に思うことがあったのではないかと感じました。

涙の理由は?

瞳は小堺を殺すために、田所病院とは別の小堺が勤めている病院に向かいます。速水はその事を予想し病院に駆けつけますが時すでに遅し。

小堺は瞳に刺されていました。まだかろうじて息があったのですが、死ぬ直線に涙を流していました。

田所病院のベットで宮田と瞳が会話をしている時にも、瞳が涙を流していたので、何気ないシーンかもしれませんが、とても印象に残っています。

その後速水が不正を暴くために記者会見をするのですが、その時に瞳に向けたメッセージを送ります。

普通に見ている人は誰に言っているかわかりませんが、瞳の心にはその言葉が刺さっていたと思います。

主題歌

今回主題歌を担当したのが僕も好きなロックバンド:UVERworld。主題歌は「AS ONE」です。力強い歌声が心に響く良い歌です。

映画との雰囲気とも合っていて、ライブでも盛り上がりそうな曲です。

UVERworldが主題歌になっているので、映画を見に行こうと思われる方も多いのではないでしょうか。そうなることを願っています。

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