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社会人として働きながら趣味の映画の感想や考察などを書いています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

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『カイジ 人生逆転ゲーム』感想・評価【ネタバレ解説】Eカードは想像以上の面白さ

カイジ 人生逆転ゲーム 公式サイト

2009年10月10日公開の映画『カイジ 人生逆転ゲーム

藤原竜也主演のギャンブル映画です。

限定じゃんけんや鉄骨渡り、そしてEカードなど一見簡単なルールのゲームに見えますが、心理戦など奥が深いストーリーになっています。

果たしてカイジは人生を逆転することができるのか…

映画に対する評価、感想を交えたネタバレ解説気になったポイントを書いています。

Contents

評価

4.4

評価基準について

邦画の中で一番好きかな~と思うくらい最高の映画です。特に《Eカード》の戦いには目が離せません。続編も2011年、そして2020年に公開予定なので、ものすごく楽しみです。

あらすじやキャスト
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カイジ 人生逆転ゲーム

感想・解説

良かった点・気になった点

はっきり言ってめちゃくちゃ面白い

借金を背負ってクルーズ船に乗せられ、そこから地下強制労働に行き、鉄骨渡りなど様々なゲームをしながらストーリーが進んでいきます。

どれもハラハラ、ワクワクの連続でずっと興奮しながら見ていました。

特に最後のEカードの戦いは、伏線を回収しながらも、藤原竜也が頭から血を流しながら行う狂気的な演技は、彼にしか出せない魅力だと思います。

敵役の利根川を演じる香川照之も、相変わらずの癖のある演技が、この映画にはぴったりだと感じました。

二人の掛け合いはずっと見てられます

こういった逆転する系は個人的には大好き。半沢直樹などでもそうですが、やっぱり逆転からのどんでん返しは、人々を惹きつけるものがあるのでしょう。

この映画のゲームは主に3つ

限定じゃんけん
ブレイブメンロード(鉄骨渡り)
Eカード

しかも最後の利根川とEカードで勝負するときは、最初の限定じゃんけんのときの伏線が見事に回収されます。一つずつ見ていきましょう。

原作と多少ゲームの内容等違うところがありますが、あくまでも映画版のルールで解説していきます。

限定じゃんけん

自堕落な生活を送っているカイジの元に、過去に連帯保証人になった友人の借金を返して欲しいと言われます。

返せないと駄々をこねるカイジに、その金融会社の遠藤が【一夜限りのギャンブルクルーズ】を紹介。勝てば一発逆転できると。

こうしてカイジはギャンブルクルーズに乗り込むのです。

カイジが船に乗り込む前に「この船の名はエスポワール。フランス語で希望」と言い、テーマ曲が流れます。マジでこのシーンは鳥肌が立ちます。

船に乗り込んで行ったゲームは限定じゃんけん

ルール
  • 星三つとグー・チョキ・パー4枚づつ
  • カードは1回につき1枚使用
  • 他の参加者とじゃんけん勝負をする
  • 勝つと相手の星を一つ貰える
  • あいこは星の移動は無し
  • カードを使い切った時に星3つなら勝ち
  • 負けは星とカードを没収、別室送り

カイジは声をかけられた船井と協力するが裏切られ、最終的に石田のおっさんと協力してなんとか危機を脱出。

最初に映画を見たときは、必勝法があるのかと思いましたが、まさか12回連続あいこにする方法は思いつきませんでした。

これは信頼できるパートナーがいてこそです。まあ船井みたいに裏切るやつも出てくるから難しいとは思いますが…

ここでカイジは船井と喧嘩をし、1枚しか残ってないカードに血を付けてしまいます。お互い持ってるカードは知っていたので、バラしあいます。

しかし周りは二人の策略だと思い、相手にしてくれません。

そこで船井は「シャッフルや~」と言いながら、全員のカードをシャッフル。みんなも他の人に見られたんじゃないかと疑心案着になっていたのです。

船井は自分のカードに印をつけ、さらに血の付いたカードをわざとカイジに渡します。これで船井はカイジに確実に勝てると思ったからです。

戦いを申しこんでくる船井に驚くカイジですが再戦。余裕の笑みを見せる船井に対し、カイジはまさかの…勝利!驚く船井。一体だどうなってるんだと?

実は血の付いたカードをシャッフルする前に、石田のおっさんのカードとすり替えていたのです。

船井が勝負を仕掛けてくるのも作戦の内だったという事。これが後に重大な伏線になるとは…

そしてルール説明時の利根川のスピーチ。もはやこれは伝説。好きなシーンの一つです。様々なパワーワードが飛び交っており…

・ファッキュー!
・世間はお前らのお母さんではない
・勝たなきゃゴミだ!

言ってることが正論すぎて心に刺さりました。最後ににやっと笑う所もいい。ぜひ集中して見ていただきたいシーンのひとつです。

あとは2019年現在で活躍されている丸山智己さん(ゲーム参加者役)や、黒服役で鈴木亮平さんが出演されています。

今はよく見かけるようになったので、少し懐かしいですね。

地下強制労働施設では、藤原竜也のものまね芸人もよく真似をするあのシーンがでてきます。

カイジが初給料をもらって、お祝いにと班長の大槻からビールをもらった時に言うあのセリフです。まあこのシーンは映画で確認してみてください。

ブレイブメン・ロード(鉄骨渡り)

体の調子が悪い佐原(松山ケンイチ)と会話をし、地上に出る方法としてブレイブメン・ロードを知ります。

ブレイブメン・ロードに行く前の、カイジのスピーチは心に刺さりました。みんなに諦めない事を示そうと必死に鼓舞する姿は感動します。

ブレイブメン・ロードは体を張る勝負。ビルとビルの間にかかった細い鉄骨の上を渡りきればクリア。

特に難しいルールはなく、手をついて渡ったり、這いつくばりながら歩くのはNG。鉄骨は電流が流れる仕掛けになっているので、それはできないですが…

1つの鉄骨で何人もの人が同時に渡るので、参加者同士で押したり、突き落としたりするシーンもあります。このゲーム最大の見どころ

この鉄骨渡りの様子を見ているお偉いさん方は、その様子を見て楽しんでいます。なんとゲスいやつらでしょう…

借金がかさみ、ブレイブメン・ロードに参加することになった佐原とカイジは何とか向こう側に到達するのですが、中と外の気温差により…

佐原が扉を開けた瞬間、突発的な風圧でビルから落ちてしまいます。

まさかの展開に驚くばかり。

そして石田のおっさん。かっこいい。めちゃくちゃかっこいい。娘の為を思う気持ちが、彼を奮い立たせたのでしょう。

特にカイジを心配させまいと音もなく落ちていく様は、素晴らしいとしか言い様がありません。

そしてまたもや利根川の名言がでましたね。参加者にルール説明をするのですが…

金は命より重いんだ

これはまじで事実です。誰も声高らかに言う事はできないのですが、実際は金は一番大事と言っても過言ではありませんからね…

Eカード

Eカードは本当にやってみたいと思ったぐらい好きです。まあ実際にやると映画みたいにかっこよくはならないですけどね。

無事に橋を渡り切ったカイジは、石田のおっさんの分の金も貰おうとするのですが、利根川に断られます。

暴れるカイジを見た会長が、利根川に勝負するように命令。こうしてEカードが始まるのです。

ちなみに暴れた時に利根川が付けていた時計が重要な鍵を握ります。

ルール
  • 皇帝と奴隷側に分かれる
  • 皇帝側は皇帝1枚市民4枚。
  • 奴隷側は奴隷1枚市民4枚。
  • 一枚づつ場に出し合って勝敗を決める
  • 奴隷側が先に出す
  • カードの強さは皇帝>市民>奴隷
  • 奴隷だけは皇帝に勝つことができる
  • 市民同士だと引き分け
  • 皇帝で、相手が市民なら皇帝側の勝ち
  • 奴隷で、相手が皇帝なら奴隷側の勝ち
  • レートは奴隷側が皇帝側の10倍

EカードのEは皇帝(Emperor)のEからきているそう。香川照之さん独特の言い回しでEの部分をイーと伸ばして言うところが、みどころの一つです。

2回勝負をしますがあっさり負けるカイジ。ふと考えます。そして利根川が自分の出すカードを読んでると感じたカイジは大胆な行動に。

それは鏡に頭を打ち付けて脈をおかしくしたのです。

今までの勝負はカイジに埋め込まれていたチップにより、利根川に脈打つ速さがバレており、奴隷を出す時のドキドキが伝わっていました。

勝負の時にしていた腕時計と、暴れた時にしていた腕時計が違ったのは、脈を知る為の腕時計に変えたから。

こうして本当の真剣勝負になった第3戦。まじで手に汗握る戦い。

しかし利根川はある事に気づきます。それは血が付いているカイジのカードが2つあることを。そしてそれは奴隷と市民1枚づつという事を。

勝負が始まる前にテーブルの上にあった奴隷と手元にあった市民を入れ替えていたことにも辿り着きます。

つまり血の付いた市民が出たら、次に出てきた血のついたカードも市民という事になります。

そして先に血のついた市民が出ており、お互い4枚目を出すのですが、そこには血の付いたカードが。興奮する利根川。勝ちを確信します。

カイジは奴隷を市民とすり替えているので、血の付いたカードは2枚とも市民。つまりこのカードは市民。

利根川は皇帝を出せば勝利。こうしてカイジの策略を見破った利根川は、ご満悦の表情。

限定じゃんけんで利根川がカイジのすり替えを見ていた事も、利根川に有利に働きました。

しかしカイジはうつむいた表情を見せながら、利根川に語りかけます。そして最後に一言。

蛇でいてくれて、ありがとう

その後に音楽が流れて、地下の一緒に働いていた仲間もみんな立ち上がって喜ぶシーンがあるのですが、そこが大好きで私の一番好きなシーン。

サントラもたまに聞くくらいとても好きです。

しかしなぜカイジのカードは奴隷だったのでしょうか?

それはあの時すり替えていなかったのです。すり替えもどきでした。

カードを上に重ねただけで、すり替えはしていません。カイジは頭のいい利根川が全て読んでくると考えます。限定じゃんけんのやり口と一緒だと。

これは映画でも屈指の名勝負だと思います。

福本先生のカメオ出演

原作者の福本伸行先生。実はこの映画のどこかにカメオ出演されています。それは…

鉄骨渡りの時に、エレベーターから出てきたカイジたち参加者に向かって「早く進め!」と言っていた、黒服の一人。

カイジ2 人生奪回ゲームでも同様にカメオ出演されており、そのシーンを探すのも一つの楽しみだと思います。

ラストの船での遠藤とのシーンでは、最終的に騙されてしまいますが、その時流れる挿入歌、YUIの「Never say die」が爽快感あふれる感じで、とてもいいです。

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