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社会人として働きながら趣味の映画の感想や考察などを書いています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

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『ダークナイト ライジング』感想・評価【ネタバレ解説】アルフレッドのシーンは感動的

ダークナイト・トリロジー 公式サイト

2012年7月28日公開の映画『ダークナイト ライジング

クリストファー・ノーラン監督の《ダークナイト・トリロジー》3作品目。最後を飾るにふさわしい内容だったと思います。

一体どのような結末を迎えるのか、そして前作に出ていたキャストは一体どこにいた?などについて解説していきたいと思います。

映画に対する評価、感想を交えたネタバレ解説気になったポイントを書いています。

Contents

評価

3.8

評価基準について

最後のシーンは必見。バットマンの行動には胸を打たれました。三部作の完成度が高く、三つで一つの作品のような気がします。それにしてもアルフレッドは最後まで素晴らしい奴です。

あらすじ・キャストの記事はこちら

ダークナイト ライジング

感想・解説

良かった点・気になった点

三部作を締めくくる素晴らしい映画だったと思います。

バットマンの登場シーンは実はそんなにありません。最初の方はバットマンの《復活》を丁寧に描いているので、なかなか登場しません。

もちろんブルースは最初から登場していますが、なかなかバットマンになろうとしません。

ヒーロー漫画や映画でよくある、仲間がやられそうになり絶体絶命のピンチの時に登場…とかはありません。普通にのそっと登場します。

こんだけぴっぱっといて普通に出てくるので、もう少しワクワクするような演出があっても良かったなと思いました。

しかしクリストファー・ノーラン監督の作品は、単なる映画ではなく《人間性》も描いているのが特徴なので、三部作トータルで見ると、こういった演出でもいいかなと思います

それこそが他の映画と違う魅力だと思うので。

今作の敵:ベインは強いです。バットマンも結構苦戦します。ストーリー後半になって、過去のエピソードが流れた時は、少しかわいそうだなと思ってしまいました。

悪党でもやはり心がある。登場人物のいろんな過去や側面を見ることができるストーリー展開は、この映画の見どころの一つと言えます。

そして過去作に出てきた人物が少しだけですが登場します。三部作の最後なので、前作との繋がりは多いです。新たな真実などが明らかにされるので、そういった楽しみもあります。

今作を鑑賞する際は、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』を見ておくことを強くおすすめします。

街に平和が…

バットマンが殺人犯として夜の闇に消えてから8年。街には平和が訪れ、新たに制定されたデント法によって、多くの悪党が刑務所に収監されました。

ヒーローとして賞賛されているハービー・デントの功績を称え、祝日もできるほどに。平和な街に熱血刑事はあらないと、ゴードン市長の肩身もせまくなっています。

あれから屋敷で密かに暮らすブルース。まったく外に出ず、体も悪くしています。

ついにベインが行動を開始します。証券取引所を襲い人質を取り逃亡します。目的はブルースの破産です。

ベインは部下に指示を出し、ブルースの指紋をセリーナ(キャット・ウーマン)に採取させ、代わりに犯罪歴を抹消できるソフト《クリーン・スレート》を入手するという取引でした。

しかしセリーナは裏切られ、クリーン・スレートを貰うことはできませんでした。

ブルースは、終始セリーナに出し抜かれます

前作『ダークナイト』でのジョーカーと似たような感じです。女性だから見逃していた可能性もありますが、ヒーローが簡単にやられずぎです。まあその分人間味はありますね。

そんなキャット・ウーマンにまたもや騙され、ベインと一対一で戦う事に。圧倒的な力を誇るベインにやられてしまい、地獄の底《奈落》に落とされてしまいます。

そこは空が見える空間があり、絶対に出られないのに、希望を持たせる非常に残酷な地下牢獄です。肉体的な苦しみではなく、精神的な苦しみがあります。

まずはバットマンをおとなしくさせたベイン。次は警察が標的です。警官たち約3000人を地下におびき寄せ、爆発によって外に出られなくしたのです。

その後、アメフトの試合会場も爆発させるベイン。あの映像は衝撃でしたね。

ちなみに爆発のボタンを押す時にベインが言った「何と美しい歌声だ」というセリフは、トム・ハーディのアドリブだったそうです。

その時のシーンは冬の設定だったので、観客はコートなど厚着をしていましたが、撮影は真夏に行われました。

スタジアム爆破後ベインは「中性子爆弾を仕掛けた。スイッチは名もなき市民が持っている。街の外に出たら爆発させる」と脅します。

権力者がのさばり、不正が絶えないこの街を、市民の手に戻しにきたのだと。

ゴッサムの浄化『バットマン ビギンズ』でラース・アズ・グールが果たそうとした目的を代行しようと目論見ます。

そして爆弾を解除する事が出来る唯一の人間《パヴェル博士》を殺します。絶望という言葉がぴったりと当てはまる状況です。それくらい混沌としたやばい感じです。

その後メディアはベインに向かってスピーチをします。その時に《ハービー・デントの事実》を公表します。

前作『ダークナイト』を見た人ならわかると思いますが、バットマンは殺人犯ではなく、実はハービーがやった罪をバットマンがかぶっていたのです

ゴードンはスピーチで事実を打ち明けるか葛藤していましたが、そのスピーチ原稿をベインに奪われ、このような出来事に繋がります。

不満を募らせた市民は、ベインのスピーチによって奮い立ち、権力者などを次々に裁いていきます。

悪い奴のスピーチなのに説得力があり、バットマンよりカリスマ性があるかもしれません。

街は異様な雰囲気になりますが、警察も黙っていません。なんとか地上に出て、ベインたちと争います。もはや敵味方入り混じったカオスな空間になっています。

そこにバットマンがやってきて、またベインと戦うことになるのです。

まさかの黒幕…

バットマンとベインの戦いも佳境を迎え、ついにベインを追い込むバットマン。しかしそこにある人物がやってきてバットマンを刺します。その正体とは…

ミランダ(ウェイン産業会長)

一体どうなっているんだ?と困惑しました。そして彼女の口から衝撃の事実が。ミランダの父親はあの

ラース・アズ・グール

だったのです。まじかよと思わず口にしてしまうくらい衝撃でした。

昔の話ですが…とある将軍に仕えていた傭兵が、将軍の娘と恋に落ち、密かに結婚。しかし将軍にばれて本来は投獄されるはずが、追放される事に。

将軍の娘が身代わりとなり奈落に投獄されたからです。傭兵はその事を知りませんでした。

娘は子供を身ごもっており、獄中で暮らしていましたが、ある時医者が鍵をかけ忘れ、母親は襲われて殺されたのですが、子供だけは助かりました。

ある男が助けたくれたのです。その男こそがベインだったのです。

子供はベインの協力もあって、誰も脱獄できないと言われている場所から脱獄しました。その子供がミランダです。つまりその父親:傭兵はラース・アズ・グールです。

ミランダは父を殺したバットマンを憎んでいました。父親の無念を晴らすべく、娘のミランダがベインと共にゴッサムを破壊しようとしたのです。

自動操縦が…

ゴードンが爆破を阻止しましたが、時限爆弾に変わり、11分で爆発するようにセットされてしまいます。

必死に止めようとするバットマンとキャット・ウーマン。スイッチを持っているミランダを追い詰めますが、トラックが事故に遭い、亡くなります。

もはや止める術のない状況でバットマンが立ち上がります。移動用モービル《バット》を操縦して沖に出て、街への被害が及ばないようにする方法を実行しようとします。

しかし自動操縦だけは完成していなかったので、バットマンが操縦し犠牲になります。

最後の最後まで正体を隠し通した名もなきヒーロー《バットマン

彼がゴードンにこう言います「ヒーローはどこにでもいる。少年の肩に上着を掛け、世界の終わりではないと励ますような男だ

これは『バットマン ビギンズ』の最初で、両親を殺され警察で保護されていた子供のブルースに向かって、ゴードンが行った事です。

感動しましたね。ここであのシーンを使ってくるとは、さすがクリストファー・ノーラン監督です。しかしその後のシーンで衝撃の事実が。バットマンは生きていたのです

自動操縦だけ完成していないと言っていましたが、社長のフォックスが技術者と、旧式の自動操縦の事について話をしており、フォックスは「修正方法を教えてくれと」と言いますが、技術者は「もう修正済みだ」と。

実は半年前にブルースが修正していたのです。

爆弾を運んだ時は自動操縦機能が付いていたという事になります。まさかの事実ですが、これがアルフレッドの話と繋がってきます。

アルフレッド

ブルースの死を嘆くアルフレッド。彼はブルースが幼い時から一緒にいた、親代わりのような存在です。ブルースの死後、休暇でフィレンツェに行き、一人でカフェにいます。

そこで遠くにブルースとセリーナが二人で寛ぐ姿が。アイコンタクトをしただけで、お互い声を掛ける事はありません。

このシーンは物語前半でブルースと会話をしている時に想像していたシーンと一緒ですね。

ネックレスが紛失していましたが、そのGPSのおかげでアルフレッドはブルースの居場所を知ることができたのです。

最初のシーンでは、奥さんがセリーナではなく違う人でしたが、映像はほとんど一緒です。

ジョン・ブレイクの本名

ジョンは警察を止める事を決め、荷物を貰いに行きます。その時に「ジョン・ブレイクという名前はない」と言われます。じゃあ本名かもと言い「ロビン」と答えます。

その後ブルースの屋敷の洞窟に行き、装置がせりあがってくる所で物語は終わります。

実はこのロビン原作でのバットマンの相棒です。おそらく相棒のロビンが、バットマンの仕事を引き継いだことを意味しています。

プリズン・ブレイクのあの人も

今作にはアメリカの大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』に出演していたキャストが三人います。

前作『ダークナイト』では、プリズン・ブレイクでマホーン捜査官の役を演じたウイリアム・ファクナーが出演しています。

もしかしたら他にもいるかもしれませんが、わかる範囲で書いていきたいと思います。それにしてもクリストファー・ノーラン監督はプリズン・ブレイクのファンなのか?

ロス:キム捜査官

ゴッサム市警の一員として出演していた坊主の中国系アメリカ人のレジー・リー。地下に生き埋めになった時は、連絡係として手紙みたいなのを受け取っています。

プリズン・ブレイクでは、マイケルやバローズ達:脱獄犯を追い詰めるキム捜査官として、シーズン2から出演しています。

刑務官:ベリック

アン・ハサウェイ演じるキャット・ウーマンが逮捕され、刑務所に収監されます。その時に牢屋の前で歩きながら会話をする刑務官の役で出演しているのがウェイド・ウィリアムズ

同じくプリズン・ブレイクでも刑務官役で出演し、その後シーズン4まで主要キャストとして活躍していました。最初は嫌な奴でしたが、最後はいい奴になりました。

陸軍大尉:ルチェロ

名前はロバート・ウィズダム。プリズン・ブレイクではシーズン3から出演しており、刑務所のボスとして君臨しています。これに気づいた人はいるのでしょうか?

街が爆弾に支配された後、橋にいるベインの部下のもとに、陸軍大尉が歩み寄り「何人で見張る?1200万人をそれだけで監視するのか?」と言っている人です。

最初見た時どっかで見たことあるな~と思っていましたが、まさかルチェロだとは思いませんでした。

あらすじ・キャストの記事はこちら

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