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社会人として働きながら趣味の映画の感想や考察などを書いています。洋画や邦画など様々なジャンルの映画を見ます。

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『リメンバー・ミー』感想・評価【後半ネタバレ解説】ミゲルの父親は?他のピクサー作品も

リメンバー・ミー 公式Facebook

2018年3月16日に公開された映画「リメンバー・ミー」

アカデミー賞やゴールデングローブ賞など、様々な賞を受賞した今作。

あらすじやキャストなどについて、解説していこうと思います。

Contents

評価

4.2

評価基準について

感動的なストーリーで涙なしでは見られません。主題歌「リメンバー・ミー」もバラード調の素晴らしい歌になっています。

あらすじ

ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。

ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった。日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう!

そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター

やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?

すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。

リメンバー・ミー 公式サイト

スタッフ・キャスト

スタッフ

  • 監督:リー・アンクリッチ
  • 製作総指揮:ジョン・ラセター
  • 音楽:マイケル・ジアッチーノ

キャスト

ミゲル・リヴェラ
アンソニー・ゴンザレス
主人公
ヘクター
ガエル・ガルシア・ベルナル
ミゲルと行動する
陽気なガイコツ
エルネスト・デラクルス
ベンジャミン・ブラッド
史上最高の音楽家
ママ・ココ
アナ・オフェリア・ムルギア
ミゲルの曾祖母
ママ・イメルダ
アラナ・ユーバック
ミゲルの高祖母
音楽を嫌っている
エレナ・リヴェラ
レニー・ヴィクター
ミゲルの祖母
音楽禁止の掟を守る
エンリケ・リヴェラ
ハイメ・カミーユ
ミゲルの父親
ルイサ・リヴェラ
ソフィア・エスピノーサ
ミゲルの母親
パパ・フリオ
アルフォンソ・アウラ
ミゲルの曽祖父
ママ・ココの夫
オスカル/フェリペ
ハーバード・シグエンサ
双子の兄弟
ママ・ココの叔父
ロシータ
セレーネ・ルナ
ココの義理の妹
ふくよかな体型
ヴィクトリア
ディアナ・オルテリ
ココとフリオの長女
メガネの仏頂面
ダンテ
フランク・ウェルカー
野良犬
死者の国に迷い込む
ペピータ
(声優なし)
アレブリへ
緑色の体で空を飛ぶ
チチャロン
エドワード・ジェームス・オルモス
ヘクターの親友
忘れ去られてしまう
フリーダ・カーロ
ナタリア・ゴルドバ=バックリー
天才芸術家
ミゲルを手助けする

日本語吹替版には、豪華なゲスト声優の方たちが参加しています。

ゲスト声優

  • ヘクター(藤木直人)
  • デラクルス(橋本さとし)
  • ママ・イメルダ(松雪泰子)
  • エンリケ(横山だいすけ)
  • フリーダ・カーロ(渡辺直美)
  • 女性メンバー(シシド・カフカ)
  • 男性メンバー(茂木欣一)

今作の主題歌「リメンバー・ミー」の日本語版エンドソングを歌った、シシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一が、

ロス・チャチャラコス楽団のメンバーとして声優に参加しています。

他にも、歌のおにいさんこと横山だいすけお兄さんや、ドラマなどに出演されている橋本さとしもデラクルス役で声の担当をしています。

映画を観るなら…

映画『リメンバー・ミー』は以下の動画配信サービスで配信されています。

リメンバー・ミー

感想・解説

良かった点・気になった点

これほど感動的な映画だとは思っていませんでした。

全てにおいて平均以上に良くできていて、なおかつ歌やストーリー展開など、表現の仕方がうまく作りこまれた作品だと感じました。

映画の存在自体は知っていましたし、アカデミー賞で「歌曲賞」と「長編アニメ映画賞」を受賞し、素晴らしい映画だとは思っていたのですが…

今日まで見ることがなく、たまたま見る機会があったので見て見たら…

めちゃくちゃいい作品じゃん!」と感動しました。

それくらい、自分の予想を超えてきたいい映画だと、胸を張っておすすめできる作品です。

設定も斬新で、死者と生者の世界観をうまく表現していて良かったです。

音楽をテーマとしている作品なので、歌にはこだわっています。

ディズニーでは珍しいミュージカル調になっていました。

しかし全面にミュージカルを押し出しているのではなく、物語の中に程よく使われていてそこも絶妙な演出だったと思います。

最初のオープニング、ディズニー映画には必ずあるシンデレラ城の映像で音楽が流れますが、その音楽もリメンバー・ミーオリジナルにアレンジされていました

最近は「ボヘミアン・ラプソディー」なども、20世紀フォックスのオープニングロゴがアレンジされているので、アレンジすることが主流になっているのかもしれません。

主人公は音楽が大好きな少年・ミゲル。音楽家になることを夢みていますが、家族のある掟により、音楽をすることができません。

それは「音楽禁止」の掟です。

ミゲルの高祖父(曽祖父の父親)は音楽家で、音楽をこよなく愛する家族でしたが、父親は家族のもとを離れて音楽の道を歩みます。

そのせいで家族はバラバラになり、母親(ミゲルの高祖母)は、家族を養うために一代で靴職人の地位を築きあげ、代々その仕事を受け継いできました。

家族を引き裂いた「音楽」を憎み、「音楽禁止」の掟を作ったのです。

ですがミゲルはどうしても音楽をやりたいと、こっそりギターを練習します。史上最高の音楽家「エルネスト・デラクルス」を尊敬し、

チャンスを逃してはならない、掴むのだ

という彼の言葉を胸に抱いていますが、祖母のエレナは強く反対します。

まあ家族の事を思ってのことでしょうけど、そんなに反対するか?っていうくらい反対します。

ビンで口笛を吹いていただけで、「音楽禁止!」とビンを取り上げられたりします。

家族の問題も描くことで、物語に深みを出しています。


物語の最初は、家族の説明とか、ミゲルの音楽への情熱について語られる場面が多いですが、途中で死者の国に行く所から、さらに盛り上がりをみせます。

一年に一度「死者の日」があります。亡くなった人を弔う日でもあり、死者が現世に帰ってきます。

日本でいう「お盆」みたいな感じです。

ひょんな事から死者が見えるようになってしまい、昔亡くなったロシータやパパ・フリオに再会します。

そしてミゲルは「死者の国」に連れていかれます。

最初「死者の国」を見た時、とても驚きました。

映像がとても綺麗で、なんだか神秘的というか、壮大というか、うまく言葉では言い表せませんが、とにかく見ていただきたいシーンの一つです。

死者の掟は?ミゲルは帰れる?

なぜミゲルに死者の姿が見えるようになったのかいうと、様々な掟があることが原因であり

  • 死者の日に死者の物を盗んだ生者は死者の国に飛ばされる
  • 生者が死者の国で日の出を迎えると帰れなくなる
  • 生者の国の祭壇に写真が飾られていない者は死者の国から出られない
  • 現世で覚えている人がいなくなると死者の世界からもいなくなる

つまりミゲルがデラクルスのギターを盗んだ事が原因だったのです。

戻るにはいくつかの条件があり

  • 家族(死者)の許しが必要
  • 許しには条件を付けることができ、破れば死者の国に戻される

しかしイメルダは「音楽禁止」の条件を付けた為、ミゲルは高祖父のデラクルスに許しをもらおうと、その場を逃げ出してしまいます。

その後、デラクルスの友人と言い張る陽気なガイコツ・ヘクターに出会います。

ヘクターは、自分の写真が現世に飾られていない為戻ることができません。

なのでデラクルスに会わせる代わりに、戻ったら自分の写真を飾ってくれと頼みます。

こうしてミゲルとヘクターが協力してデラクルス探しの旅に出ます。

ミゲルの父親は…

コンテストに出場していたロス・チャチャラコス楽団のメンバーの協力を得て、ようやくデラクルスに会うことができたミゲル。

あなたは自分の高祖父だ」と伝えると、喜び歓迎します。

ものすごい歓迎ムードだったので、結構怪しいなと感じました。物語がうまく進みすぎてるなと思ったのですが、案の定本性を現します。

展開的にベタな所もありますが、まあ後々の事を考えるとこの展開で良かったと思いました。

なぜかというと…これは一番のネタバレになってしまいますが…



ミゲルの高祖父はデラクルスではなくヘクターだったのです!!!

まじでびっくりしました。そういう感じか~と一本取られました。

家に飾ってあった破られた写真はヘクターだったので、あのギターもヘクターの物でした。

ミゲルとヘクターがお互い家族だと知った時は、かなり驚いてる様子でしたが、個人的にはヘクターが家族で良かったと思っています。いいやつなので…

元々デュオを組んでいたデラクルスとヘクター。

家族のもとに帰ろうとしたヘクターを何とか食い止めようとしたデラクルスでしたが断られ、カッとなって毒を盛りヘクターを殺してしまったのです。

その後ヘクターが書いた歌を自分の歌として世に出し、大成功を収めていたのです。

クソ野郎のデラクルスにヘクターの写真を奪われてしまい、取り返そうと家族みんなで協力してデラクルスに挑みます。

久しぶりにイメルダとヘクターが再会します。(二人は夫婦)

最初はそっけない態度のイメルダでしたが、歌の素晴らしさやヘクターが帰ってこなかった本当の理由を知り、終いには、「愛する人を殺した!」とデラクルスに突っかかるシーンもあります。

デラクルスを捕まえようとするイメルダでしたが、ショーに間違って登場してしまいます。

何万人という観客の前で捕まりそうになりますが、ミゲルが「歌って」とその場をしのぐために提案します。

歌を嫌っていたイメルダが歌うシーンは最高にいいシーンの一つです。

歌っている途中に、ボディーガード達がイメルダを捕まえようとするのですが、観客にバレるわけにもいかず、慎重に捕まえにいきます。

その過程で、イメルダがうまくボディーガード達を使い、バックダンサーかのように操っていたシーンは、ちょっと面白いなと感じました。

くすっと笑えるそんなシーンになっていると思います。

その後デラクルスに追い詰められたミゲルは、建物の上から放り投げられてしまいます。絶体絶命だとあきらめかけた時…イメルダのアレブリへに助けられます。

アレブリへというのは、メキシコの工芸品であり、芸術家のペドロ・リナーレスという人が作りました。

今作は舞台がメキシコなので、監督も是非取り入れたいと登場させることを決めました。

アレブリへに助けられる展開も予想はしていましたが、どれか一つのピースが欠けても面白さが減ってしまうので、必要な演出だったと思います。

結局デラクルスは、生きていた時の死因と同じように、上から鐘が落ちてきて亡くなります。

しかしヘクターの写真を落としてしまい、持ち帰ることができなくなってしまいます。

悲しむミゲルでしたが、日の出も近くなっていたので、ヘクターは無条件でミゲルを現世に返します。

ミゲルはママ・ココ(ヘクターの娘)に、ヘクターの事を忘れさせないように「リメンバー・ミー」を聞かせます。

この歌は昔、ヘクターが幼いココに聞かせていた歌だったのです。「リメンバー・ミー」を聞いたママ・ココは、父を思い出し引き出しから一枚の写真を取り出します。

それは、破れていたヘンリーの写真だったのです。

もう感動しましたね。

展開的にわかっていたけど感動しました。家族の絆を再確認した、涙なしでは見られないシーンです。

劇中歌について

今作の見どころの一つとして、歌のシーンが非常に際立っている所です。

主題歌の「リメンバー・ミー」や、「ウン・ポコ・ロコ」など様々な音楽が、僕らに感動と興奮を与えてくれます。

特に好きなのは先程も言った「ウン・ポコ・ロコ」。

コンテストで優勝すれば、デラクルスのパーティーに招待される事を知ったミゲルとヘクターは、参加することを決めます。

最初は人前で歌うのが慣れてないミゲルでしたが、しだいに観客の心を掴み始めます。

ヘクターも途中参加し歌ったのが「ウン・ポコ・ロコ」です。

僕は字幕版で観たのですが、吹替版のミゲル役の石橋陽菜ヘクター役の藤木直人が歌う曲も、掛け合いがうまく、ハモリが聞いてて心地よいです。

字幕版も吹替版も両方聞いてみてはいかがでしょうか。

あんな所にピクサー作品が登場?

今作には、ちょっとした小ネタとして、他のピクサー作品のキャラが少しだけ映っています。

見つけるのはかなり難しいですが、気になる人はチェックしてみるのも、1つの楽しみかもしれません。

登場シーン一覧

  • ミゲルの自宅の祭壇:『ファインディング・ニモ』のニモの置物
  • ミゲルがビンで口笛を吹く直前
  • ミゲルが窓から外を眺めているシーン:ピザ・プラネットの配達トラックが窓の外を通過
  • ミゲルがビンで口笛を吹いて怒られた後
  • ミゲルが靴磨きに行く時に通る売り場:『ファインディング・ニモ』のニモとドリーのアレブリヘ
  • ダンテ(野良犬)がゴミ箱から出てくる直前
  • ミゲルが靴磨きに行く時に通る建物の柱:ウッディとバズや『モンスターズ・インク』のマイクの人形
  • ダンテと会うシーンの直後(右の方の柱)
  • 家族再会の案内所のドア:ピクサー作品全てに登場するA113という文字
  • イメルダが揉めてる横のガラス扉の上の方
  • ミゲルがフリーダ・カーロと出会うシーン:『ルクソーJr.』が見てるゴムボールが一瞬だけ登場
  • フリーダと会う直前の犬と猿が揉めてるシーンの後ろの方
  • 死者の国でのコンサートシーン:壁に『インクレディブル・ファミリー』のポスター
  • 広場に着いた直後の、火花を飛ばしてる人の右の壁
  • コンサートでドラムの骸骨が着ているTシャツ:『トイ・ストーリー』のシドが着ているTシャツと同じ
  • 一人でいろんな楽器を演奏している人

たくさんあるみたいですね。ルクソーJrとは、ピクサー映画のオープニングにも出てくる電気スタンドです。

ルクソーJrに関しては、別記事に書いてありますので、読んでいただけるとありがたいです。

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