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『アリータ:バトル・エンジェル』感想・評価【後半ネタバレ解説】SF好きにはたまらない

2020 7/09

アリータ:バトル・エンジェル 公式Facebook

2019年2月22日公開の映画『アリータ:バトル・エンジェル

日本の漫画家:木城ゆきとの『銃夢』を原作としたサイバーパンク・アクション映画です。

どんな映画なのか?原作との違いについて解説していきたいと思います。

Contents

評価

4.0

評価基準について

アリータがかっこよく、壮大なスケールで描いている独特の世界観がたまらなくいいです。

続編を期待したいです。続編あるよね…?

あらすじ

天空に浮かぶユートピア都市“ザレム”と、そこから排出された廃棄物が堆積する荒廃したクズ鉄町“アイアンシティ”。

ある日、サイバー医師のイドはクズ鉄の山から少女の頭部を発見し、新しい機械の身体を与えアリータと名付ける。

記憶を失ったままのアリータだったが、襲ってきた敵からイドを守るために戦った際、自分に驚異的な戦闘能力が備わっていることに気づいてしまう。

彼女は、300年前に創られた“最強戦士”だったのだ。

自分と世界の運命に立ち向かうアリータの戦いが今、始まる!

アリータ:バトル・エンジェル 公式サイト

スタッフ・キャスト

スタッフ

  • 監督:ロバート・ロドリゲス
  • 脚本:ジェームズ・キャメロン
  • 原作:木城ゆきと『銃夢』

キャスト

アリータ
ローサ・サラザール
ヒロイン
ダイソン・イド
クリストフ・ヴァルツ
医者
アリータを拾う
チレン
ジェニファー・コネリー
イドの元妻
べクターの下で働く
ベクター
マハーシャラ・アリ
クズ鉄町の支配者
ザパン
エド・スクライン
ハンター戦士
顔に金をかけてる
グリシュカ
ジャッキー・アール・ヘイリー
巨体のサイボーグ
ヒューゴ
キーアン・ジョンソン
町の好青年
アリータと仲が良い
タンジ
ジョージ・レンデボーグ・Jr
ヒューゴの仲間
もじゃもじゃ頭
コヨミ
ラナ・コンドル
ヒューゴの仲間
女性
ガーハード
アイダラ・ヴィクター
イドの助手
マクティーグ
ジェフ・フェイヒー
ハンター戦士
犬使い
ニシアナ
エイザ・ゴンザレス
グリシュカと共に
行動していた女
ロモ
デレク・ミアーズ
グリシュカと共に
行動していた男
キヌバ
レナード・ウー
グラインダ・カッター
の持ち主
マスター・クライヴ・リー
リック・ユーン
ハンター戦士
207人殺した
ゲルダ
ミシェル・ロドリゲス
アリータの師匠
ノヴァ
エドワート・ノートン
ザレム人科学者

映画を観るなら…

映画『アリータ:バトル・エンジェル』は以下の動画配信サービスで配信されています。

アリータ:バトル・エンジェル

感想

良かった点・気になった点

ジェームズ・キャメロンが2000年頃から映画化の構想をしていましたが、『アバター』などに取り組んでいた為なかなか進まずにいました。

その後いくつもの障害を経て、2019年に公開を迎えることが出来た今作。

その情熱が凄く伝わってくる、細かく作りこまれた映画だと感じました。

原作を比較的忠実に再現しており、設定に様々な変更はあるものの、最初のイドがアリータを拾うシーンなどしっかりと描かれていました。

そして何と言っても独特の世界観というか、映画自体の設定が僕らをワクワクさせるような感じになっており、謎が多い分、どうなってるんだろう?と連想させるような映画です。

上空に浮かんでいるザレムや、ノヴァという人物など…

そういった部分の謎にも注目して見ていただきたいです。

映画自体の構成も「ん?こんな終わり方でいいのか」というくらい、なんだか半端な終わり方です。

ネットでもいろいろと意見が飛び交っていますが、あからさまに続編ありきの構成だったと思います。

パート1とパート2の二つの公開が決まっている映画のような終わり方でした。

実際映画自体も面白かったですし、続編が公開してほしいと自分も思っています。

作中ではいろんな謎や伏線が回収されずに終わってしまうので、一つの映画としては消化不良のような感じになっています。

続編ではアリータの秘密や、ザレムはどんな所なのか?を詳しく描いてもらいたいです。

そしてオープニング!いつもの20世紀フォックスのロゴが26世紀フォックスになっており、廃れた町が背景になっていました。

20世紀フォックスは、たまにちょっとした演出をするのですが、オリジナリティがあってかっこいいですね。

しかし2019年3月に《ディズニー・スタジオ》が《20世紀フォックス》を買収したので、今作が20世紀フォックスが単独で配給を行った最後の作品になりました。

ちなみに26世紀フォックスというのは、この映画が2563年という設定にちなんでの演出です。

アリータの成長

没落戦争(ザ・フォール)から300年が経ち、世界は荒廃していました。

世界は、地球最後の都市《ザレム》とその下にある町《クズ鉄町》アイアンシティに分断されていました。

医者のイドに拾われたのがアリータです。

とてもかっこよく、強い大人たちやサイボーグ共を次々と倒していく姿は、見ていてスカッとするような爽快感があります。

アクションシーンもたくさんあり…

  • ジャンプしながらコーラのビンを蹴る
  • 自分の涙を切る

が個人的に好きです。

最初はクズ鉄の山に捨てられていて、イドが拾って修理したのですが、記憶がなくなっていました。

時々記憶の断片が見え、生死を懸けて戦っている時などに表れます。

アリータは一体誰なのか?という部分も見ていくうちにいろいろとわかってくるので、映画を観る上での、楽しむ要素の一つだと思います。

そんなアリータですが目がすごい大きいです。ディズニー映画などに出てくるようなキャラの目の大きさです。

人間(サイボーグ)なのでリアルですし、アニメの画風ではないので最初見る方は少し違和感があるかもしれません。

それと全体的に見た目が人間なんですけど、サイボーグっぽいです。

普通の人間でないので、区別する為に若干見た目を変えているのかもしれませんが、いろんな所で賛否両論があったみたいです。

慣れればそんな変じゃないし、演出の一つとして理解できると思います。

全身を修理してもらったアリータはいろんな事を知る為に町に出ます。

そこで町の青年:ヒューゴに出会います。彼はとても優しくいいやつで、様々な事をアリータに教えます。

アリータはチョコレートを食べるのですが、好きな食べ物を思い出せないので、食べるものほとんどを好きになります。

夕飯にも「チョコレートある?」と聞いていたので、どんだけ好きなんだよ!と突っ込みたくなりました。

イドの秘密とは…

アリータが外出しようと外に出た時、見知らぬ女性に声を掛けられます。

その女性はイドの元妻:チレンでした。彼女は自分の娘の体のパーツがアリータに付いていることに驚き、イドと話をします。

イドはまだ自分の娘の死を受け入れられない様子でした。アリータは元々自分の娘の名前なので、どこか面影を重ねているのだと思います。

最初はぶつかりあうイドとアリータでしたが、最終的にはアリータが「ありがとう。父さん」と言っているシーンがあります。

二人は本当の親子のように思い合い、認め合う仲になることができました。

時々怪我をして帰ってくるイドに対して、アリータは不審に思っていました。最近女性を狙った殺人事件が起きていたからです。

その犯人がイドではないかと推測していたので、イドをコッソリつけるのですが…

実はイドはハンター戦士(ウォーリア)で、犯人を捕まえようとしていたのです。

勘違いをしていたアリータですが、その場に敵が現れ、やられそうになります。

しかしアリータがまさかの反撃をし、グリシュカを含む敵三人を倒してしまいます。グリシュカには逃げられてしまいましたが、自分の能力に驚きます。

アリータは心臓が異常に強く、町全体を何年も動かせるほどのパワーがあるのです。さらにパンツァークンスト《機甲術》に長けており、武力も一流です。

こうして戦闘本能が目覚めたアリータは、数々の敵と戦うことになります。

ハンター戦士になり…

アリータがハンター戦士になり、ハンター専用のバーに行きます。

そこで出会ったのが同じハンター戦士のザパンです。

嫌な奴です。アリータにいろいろとちょっかいを出しますが、逆にあしらわれてしまいます。

アリータにいい様にされたことを根に持ち、アリータの大切な人:ヒューゴを、アリータがスポーツゲーム《モーターボール》に出場する時を狙ってヒューゴを狙います。

モーターボールに出場するアリータも同様に、賞金首やハンター戦士など、出場者全員から狙われます。

ベクターが「アリータを殺した賞金を出す」と言ったので、死に物狂いで襲ってきます。

モーターボールは、ボールを持ちながらゴールを目指すのですが、ボール関係なく普通に殺しに来ます。

おいおいと思いましたが、もはや競技なんて関係ないですもんね。

ちなみその時のにレースの番号が、アリータの記憶《月にいた時の番号》と同じ99番だったので、かぶせてきましたね。

ゲームを途中で抜けたアリータでしたが、ヒューゴを間一髪の所で助けます。ちょうどいいタイミングでしたね。恐ろしいくらいに。

ですがヒューゴの裏の顔《強盗でサイボーグのパーツを奪っていた》事を知り、信じられなくなったアリータ。

かなりの葛藤があったと思いますが、そんな矢先…

ヒューゴはザパンに刺されてしまいます。どうしようもない状況で絶望していたその時、チレンが現れます。

チレンも最初はザレムに帰ることしか考えていませんでしたが、アリータと関わる事で心を動かされ、ヒューゴを救うことにします。

結局ヒューゴはサイボーグになることで命を取り留めます。そしてアリータはザパンの顔を切り取り、やり返します。

ザパンは死んだのか死んでないのかはわかりませんが、そのままフェードアウトしました。

さよなら、ザパン。

そんな事より、ヒューゴを救ったチレンでしたが、ベクターを裏切った事により、殺されてしまいます。

人が殺されすぎです。人体実験のアイテムが欲しいノヴァは、ベクターに集めさせます。

アリータがベクターの所を訪れた(襲った)時は、もうチレンはばらばらでした。

ベクターめ!と思っていましたが、ベクターはベクターで可哀そうです。

ザレムに住んでいるノヴァは人を操ったり、人の中に入り込んで会話をすることが出来ます。

なのでしょっちゅう乗っ取られ、調子を悪くしていました。乗っとられている時は目が青くなるので、みなさんわかるかと思います。

そして先程のベクターとアリータが会話をしているシーン。アリータはベクターに「ノヴァと話がしたい」といい、ノヴァが現れます。

会話をするのですが、結局アリータはベクターを刺し殺します。ノヴァは乗っ取ってるだけなので「ベクターには飽きた」と言いながら消えてしまいます。

実際はベクターが死んでいます。なので、ベクターは死ぬときの記憶がないまま殺されてしまうのです。

乗っとられて死ぬ。なんてかわいそうなベクターなんでしょう。

最終的には賞金首になったヒューゴが、ここに自分の居場所がないと感じ、パイプを伝ってザレムに行こうとします。

止めに行くアリータでしたが、上にいたノヴァに邪魔をされヒューゴは落下してしまいます。

ヒューゴを救えなかったアリータは悲しみにくれますが、モーターボールで王者になり、ノヴァのいるザレムへ行くことを決意します。

ノヴァもやっと顔が出てきました。

続編は決まってないですが、絶対やるべきだと思う、とてもいい映画だったと思います。

アリータの記憶

アリータは記憶を失っており、戦いの最中で断片的に記憶を取り戻していきます。

最初は巨体のサイボーグ:グリシュカと戦っている時に…

  • 月で戦闘しているシーン
  • かなりの敵がいる中で戦っている
  • 誰かに99番と呼ばれている

という記憶でした。どうやら誰かと戦っている最中だと思われます。

続いて、バーでアリータとグリシュカが再び戦おうとする直前、誰かの声がアリータの中に聞こえてきます。

  • 悪を前にして黙って見てられない

そのセリフをそのままアリータが声に出してグリシュカに言っています。おそらくアリータのの師匠の声だと思われます。

その後地下でグリシュカと戦うのですが、激闘の末、手足を切断されてしまいます。

サイボーグなので死にはしませんが、その時にまたもや声が聞こえます。

  • お前は逆境に勝つ魂がある
  • 諦めるな。隠れたものを知れ
  • 常に問え。見えていないものは何か。
  • ノヴァこそが倒すべき敵

そう言って師匠と訓練を再開するシーンが映し出されます。

そして物語終盤。ベクターのもとを訪れたアリータはまたもやグリシュカと戦うことになります。

その戦いの直前に記憶の断片が見え…

  • アリータと師匠たちがチューブを登ってる
  • 防御リングに妨害される

という記憶が見え、さらに…

  • 任務完遂を
  • ザレムを滅ぼすんだ。

そう言いながら師匠が助けてくれます。

全てに共通するのは《グリシュカがいる時に思い出す》という事です。

もしかしたら今後重要な鍵を握る人物になるのではないでしょうか。

原作との違い

原作に忠実に再現している部分もありますが、設定そのものを変更している部分も多いです。

一部ですが紹介していきたいと思います。

アリータ

まず名前ですが、原作では《アリータ》ではなく《ガリィ》です。ガリィが男っぽい名前が理由だそうです。

さらに英語版の作品が刊行されるにあたって《ガリィ》は《不毛》という意味になりイメージがあまりよくないので、作品名も《Battle Angel Alita》に改められました。

その他に映画では…

  • 最初に着ていたサイボーグボディは、殺人鬼の犠牲となった女性たちの物ではなくイドの娘のボディ
  • バーサーカーボディはイドが密かに保管していたコレクションの一つではなく、彼女自身が発見した
  • 火星兵士時代にはバーサーカーボディを装備しており、ノヴァ暗殺を目的にザレム攻撃へ参加した

イド

原作での名前は《イド・ダイスケ》。映画では娘と妻がいますが、原作にはいません。

ハンター戦士をやっているのも、病院運営の資金繰りの他に、原作では《快楽殺人欲求を満たす為》という理由があります。

映画での純粋にアリータの事を想う父親像とは少し違った感じになっています。

チレン

原作では登場しません。OAV版(アニメ)で登場するオリジナルキャラクターです。

ですがイドとチレンは夫婦ではなく、チレンの片思いです。

ヒューゴ

原作の名前は《ユーゴ》です。

強盗の手口も、原作ではオイル補給やパーツ磨きのふりをして麻痺させ脊髄を奪うものから、集団で襲いかかってパーツを強奪するものに変更されています。

ノヴァ

原作では、ザレムを追放され、ベクターを操っているという行動もしていません。

映画では黒幕的な演出です。しかし原作では宿敵ではありますが、極悪人というほどではないようです。

キャストについて

主演のアリータを演じたのは、アメリカの女優:ローラ・サラザール

彼女は『メイズ・ランナー』シリーズで2作目から出演のブレンダ役で知られています。

今作の日本語吹替を担当したのが、女優の上白石萌音です。

最初はわかりませんでしたが、『君の名は』の三葉だ!と思い調べてみたら、やっぱり上白石萌音でした。

声優としての技術も素晴らしいですし、アリータの雰囲気とも合っていました。個人的に好きな声です。

ベクターを演じたのはマハーシャラ・アリ

彼は『グリーンブック』『ハンガーゲーム』『スパイダーマン/スパイダー・バース』などに出演しています。

アカデミー賞:助演男優賞を二度受賞している名優です。

同時期に『グリーンブック』が公開され、そちらでは優しい雰囲気なので、演技の振幅が凄いです。

ヒューゴを演じたのはキーアン・ジョンソン

彼は今作が映画初出演となります。

公開当時は22歳と若くとても感じのいい好青年なので、これからいろんな所で活躍する姿に期待したいです。

そのヒューゴの友達:タンジを演じたのはジョージ・レンデボーグ・Jr

数々の注目作に出演する期待大の俳優です。

映画『バンブルビー』や『スパイダーマン/ホーム・カミング』などに出演ています。

いいやつの役が多いですね。『スパイダーマン/ホーム・カミング』では放送部の男の人役で登場しています。

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